【プリンセス駅伝】三井住友海上の新人・不破聖衣来に注目、樺沢和佳奈ら精鋭そろう布陣/見所

0

2025年10月16日 18:34  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

不破聖衣来(25年5月)

第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)が19日、福岡・宗像ユリックス発着の6区間(42・195キロ)で争われる。出場31チームのうち上位16位以内に入れば、女子駅伝日本一決定戦のクイーンズ駅伝(11月23日、宮城)の出場権を獲得できる。


今月1日に各チーム最大10人のエントリー選手を発表。本戦出場を目指す注目チームやキーマンを紹介する。


最も注目は、前回2位の三井住友海上に加入した黄金ルーキーの不破聖衣来(せいら、22)だ。


拓大1年時に女子1万メートルで日本歴代3位の30分45秒21の自己記録を持つ逸材。しかし、2年時から故障の影響もあり、約1年半にわたって実戦から遠ざかった時期もあった。それでも、4年時に復調の兆しを見せた。


今春から実業団に加入し、5月の東日本実業団選手権1万メートルでデビュー。日本人3位の5位入賞をした。2027年のマラソン挑戦にも力を蓄えており、社会人1年目の駅伝デビューにも注目が集まる。


また、同チームには24年パリ五輪(オリンピック)5000メートル代表の樺沢和佳奈(26)や今年の日本選手権3000メートル障害覇者の西山未奈美(25)もおり、7年連続31度目のクイーンズ駅伝へ盤石の布陣だ。


前回大会で初優勝したユニクロは、パリ五輪1500メートル代表の後藤夢(25)を登録。5年連続14度目の本戦を目指す。


前回6位の大塚製薬は、9月の世界選手権東京大会マラソン7位入賞の小林香菜(24)がメンバー入り。8年連続13度目への原動力となりそうだ。


初出場から34年連続の記録が懸かる天満屋は女子マラソン日本記録保持者の前田穂南(29)が登録された。18年連続35度目を狙うダイハツは世界選手権3度出場の松田瑞生(30)らが名を連ねた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定