【中日】今季不振の宇佐見真吾、来季打撃で勝負するため打撃をシンプルに戻し本来の姿取り戻す

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2025年10月16日 19:14  日刊スポーツ

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ノックを受ける宇佐見(撮影・森本幸一)

中日宇佐見真吾捕手(32)が打棒復活で来季巻き返す。16日、ナゴヤ球場での秋季練習に参加。この日で第2クールが終了し、井上一樹監督(54)から全体練習参加の終了と今後は自由に自分で考えて練習する権利を与えられた。


「これからもナゴヤ球場に来ます。昨年間違ったことやって今年打撃がダメだった。やっぱり打てないと出られないので、来年、打撃で勝負できるものを固めておかないといけない」と持ち味の打撃力を磨く秋にする。


移籍3年目の今季は20試合で41打席しか立てず、打率1割1分8厘、0本塁打、1打点。5月23日阪神戦(バンテリンドーム)での中前安打以降20打席連続無安打のままシーズンを終えた。外国人のように後ろを大きくしたスイングに挑戦も直球に差し込まれるなど苦しんだ。


シーズン中に松中信彦打撃統括コーチ(51)、森野将彦打撃コーチ(47)から「ツイスト気味でいいからバットが先に走る感覚を染みこませよう」と助言をもらい、ムダな動きをなくしシンプルにしていくことで、本来の打撃を取り戻してきた。「2軍のシーズン最後の1週間からいい状態で終われた。今季、今が一番いいくらい」と、手応えをつかむ。足も速くなる練習をし、体も絞り込むなどまだまだ進化しようと努力を重ねる。今季チームは打率、得点ともリーグワーストに終わっただけに、本来の宇佐見の打撃が戻ればチームにとってもプラスとなる。

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