
【写真】メガネ姿で登場した浜田雅功 開会セレモニーの様子(7枚)
本展は、唯一無二の画力で知られる浜田による初の個展であり、アートの世界への大きな挑戦。会場では、本展のために浜田が描き下ろした新作100点を展示。さらに、会場構成を建築家ユニット・dot architectsが手がけるなど、ジャンルを超えたクリエイターやアーティストが結集し、浜田のアートの世界を本格的に創り上げた。
メガネ姿で登場した浜田は「自分なりに一生懸命書いたつもりでございます。表に出るときにこういうめがねをしないんですけど、ちょっとええ感じじゃないですか?(笑)」とあいさつ。さらに「ここに至るまでは、別に自分が書いているものがどうこうじゃなく、いっぱいスタッフに関わっていただいて。やっとここにたどり着いたという感じでございます。よくここまで来れたなと思っております」と語った。
初の個展に込めた思いや作品を手がける上で意識したことを浜田は「どこまで私の作品が見てくれた方に伝わるのか、ということを思いながら」と告白。「全然違う考え方で解説されている方もおられるんですよ。勝手に考察されている部分もあって。合ってるところと『そうじゃねぇよ』というところもある」とし「ただ、1枚を素通りするのではなく、1枚をまず『これはなんなのか』と。それがわかれば次に行ってほしい。素通りだけはやめてほしい。100枚描きましたから」とアピールした。
「空を横切る飛行雲」という個展のタイトルについては「うちの(出身の)小学校の校歌の最初の詞なんです」と説明。年月が経っても校歌は覚えていると言い、浜田はその場で歌ってみせた。
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