【アンジェ(フランス)16日=松本航、松本愛香通信員】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会で、坂本花織(25=シスメックス)が最後の海外GPを迎える。17日のショートプログラム(SP)に向け、会場で前日調整。フリー「愛の讃歌」をかけての通しで、得点源フリップ−トーループの連続3回転などを着氷させて「(状態は)いい方です」とほほ笑んだ。
今季限りでの現役引退を表明し、GP2戦目のNHK杯は大阪、シリーズ2戦上位6人が進むファイナルは名古屋と自国開催。名残惜しさは「全然ない」と笑い飛ばし「欧州で点数が出にくいのが課題。2月を見据えるにあたって、この試合が大事になる」とミラノ・コルティナ五輪へ自信をつかみたい。この日は中野園子コーチの73歳の誕生日。普段通りにリンクサイドから指導を受け「中野先生の厳しさがあったからこそ、ここまで来られた。最後まで一緒に頑張っていきたい」と決意を新たにした。
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