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<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク3−0日本ハム>◇第2戦◇16日◇みずほペイペイドーム
日本ハム新庄剛志監督(53)は敗戦から約30秒後、報道陣の前に現れた。「もう打たれた上原君より、打った柳田君が素晴らしいってことだけですね。しかも逆方向にね。完璧でしたね」。あっぱれな一撃を明るくたたえた。
勝てそうで、また勝てなかった。先発した育成出身、高卒4年目右腕の福島が快投。7回までに116球だったが、ベンチで「行くよ」と声をかけて8回も続投。「福島君が一番いい(選択だ)と思ったもん」と迷わなかったが、先頭山川の打球が8回から三塁守備に就いた細川を強襲する安打に。「山川君の打球、細川君もなんとかしてほしかったけど、あれはちょっと難しかった。ドライブかかった打球だったから」。そこからピンチが広がって柳田の決勝弾につながった。
海賊打線も4番レイエスが初回の好機で空振り三振。4回は先頭で安打を放って1死二、三塁とチャンスメークも7番郡司が一邪飛。「ちょっと郡司君が止まったかな。(4回は)スクイズも考えたけど、サードランナー見たらレイエス…あ、ダメだと」。歯車がかみあわず、これでCSファイナルステージは昨年から5連敗。「明日から4つ勝ったら、またドラマ起こるんで」。もう負けられない第3戦は、エース伊藤に託す。【木下大輔】
日本ハム八木打撃コーチ「(初回に)チャンス作ったけれども今まで引っ張ってきたレイエスと郡司で点が入らなかったらしょうがない。(有原は)ランナー出てからはさすがのピッチング。明日はレイエスは出るだろうけど、郡司はまだわからん。状態はちょっと良くないので」
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