
ナウル共和国政府観光局公式X(旧Twitter)アカウントが、誤って担当者の私用投稿を行っていたことを明らかにした。投稿内容は、1989年公開の映画「それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙」に関する感想で、作品のネタバレを含むものだったという。
観光局は11月7日夜、「Twitter(現X)担当者が私用アカウントとの切り替えを誤り、ナウル観光ではなくアンパンマン劇場版第一作のネタバレにつながる内容、作品の感想について投稿を行っていたことが判明しました」と公式アカウントで説明し、「担当者には厳重注意をしました。おわび申し上げます」と謝罪した。
この投稿に対し、X上ではすぐに話題となり、誤爆をユーモラスに受け止めるコメントが相次いだ。「いや……なぜナウルの担当者さんが『それいけ!アンパンマン』にそんなに興味を持ったのかが気になります」「かわいい間違いでいいじゃないですか。お仕事お疲れさまです」「罰として、全ての劇場版アンパンマンを視聴してほしい」など、温かいツッコミが多く寄せられている。
中には、「私用と社用でWebブラウザを分けたら防げるのではないか?」「どんどんアンパンマンを見てください」といったアドバイスや応援も見られた。一方で、「私用での使用よりもネタバレのほうがまずい」との指摘もあり、担当者の“推し作品”ぶりに驚く声も少なくなかった。
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また、「他作品でいいのに、正式名称で書いていて草」「これはアンパンマンのステマなのでは」といった冗談交じりの反応も拡散され、今回の誤投稿はちょっとしたネット上の話題となった。
ナウル共和国政府観光局は、南太平洋のナウル共和国の魅力を発信する目的で運用されている。投稿頻度は比較的穏やかで、観光情報や文化紹介などを中心に発信してきたが、今回の誤投稿は意外な形で注目を集めた。
今回の投稿のように、個人と組織のアカウント切り替えを誤ると、「誤爆」「炎上」につながってしまう危険性がある。これは、企業や自治体においても同じことがいえる。担当者の心理的負担や運用体制の見直しを迫られるケースにまで発展しかねない。
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