
ビリーバンバン菅原進(78)が4日に脳梗塞により自宅リビングで転倒し、左足の大腿(だいたい)骨頸部(けいぶ)骨折の重傷を負ったことが13日、明らかになった。
救急車で病院に搬送され、脳梗塞と診断されたが意識も言葉もしっかりしており、その後の経過は順調に回復に向かっているという。今後は足の治療、リハビリを重ねて、来年の早い段階での復活を目指す。
年内の仕事を療養のためキャンセルした菅原は「皆さまにはご心配、ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。日に日に元気になってきております。リハビリをし、新年には皆さまの前に元気な姿を見せられるようにしたいと思っております」とコメント。関係者によると、見舞いに訪れた友人のタレントせんだみつおのギャグに笑うなど元気な様子だという。
今年9月11日には兄の菅原孝さんが、肺炎で81歳で死去。1969年(昭44)に「白いブランコ」でデビューした兄弟デュオのビリーバンバンを「“一人ビリーバンバン”として声が出る限り歌っていきます。隣に兄貴がいてハモってくれると思って歌います」と再出発を誓ったばかり。ここまで関西、長野、東京と精力的にライブをこなしていた。
菅原は2014年に大腸がん手術を受け、その3カ月後に孝さんが脳出血で倒れた。ともに大病を乗り越えて、1年後に復帰。菅原は左半身まひが残った孝さんを支えながら、活動してきた。
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プライベートでは09年5月、61歳の時に25歳年下のピアノ演奏家、菅原知子さんと結婚。ニコニコ動画の最大イベント「超パーティー」に出演して、知子さんの伴奏でボーカロイドアイドルの「薄紅」を歌うなど、若者にも支持を得ている。
◆菅原進(すがわら・すすむ)1947年(昭22)9月21日、東京・国立市生まれ。兄孝さんは9月21日に81歳で死去。66年青学大在学中に友人と4人組でフォークグループ、ビリーバンバンを結成。その後、せんだみつお(78)の加入などを経て、69年に孝さんとの兄弟デュオで「白いブランコ」でデビュー。72年「さよならをするために」でNHK紅白歌合戦出場。76年に解散。同年、ソロで「琥珀色の日々」を発売してヒット。84年に再結成。07年に「また君に恋してる」が大ヒットした。血液型B。172センチ。
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