トミーズ雅、芸歴40年を超えても感じる“漫才”の不思議「いまだに分かれへん」

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2025年12月06日 13:41  日刊スポーツ

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トミーズ雅(2025年1月撮影)

漫才コンビ「トミーズ」雅(65)が6日、MBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。芸歴40年を超えても感じるという、「漫才の不思議」について語った。


この日の番組では、今季一番の寒さとなったことを取り上げ、最も冷え込んだ4日にどう過ごしていたかの話題になった。


漫才コンビ「カベポスター」永見大吾(35)は、「『M−1』の準決勝がありまして…非常に寒く感じました」と、準決勝で敗退したことに言及。浜田順平(38)も「東京は氷点下あったんじゃないですか?」と苦笑した。


雅が、「手応えはあったん?」と問うと、永見は「あの…全くなかったです。(ネタの)終わりじゃなくて、もう途中で『あっ、ない、ない、ない…』って。それを思いながらやっちゃったところがある」と、観客の反応が思わしくないことを感じながらネタを披露したことを振り返った。


これに、雅は「あー、それやっちゃった時、絶対ウケへんねん」と渋い顔をすると、「ええ時って、マイナスの材料が頭をよぎらへんねん。漫才って不思議なもんで、自分が何を思っているかが、お客さんに全部バレんねん。あれおかしいな。あれ、何やろな。40何年やってるけど、いまだに分かれへん」と話した。


さらに、「オチを言いたい時と、言いたくない時がある。ほとんどが言いたいねんで? 『どや、今から(オチを)言うたるわ!』っていう時は絶対ウケるねんけど。『言いたくないな』ってちょっとよぎるやろ? よぎった瞬間、絶対ウケへんからな。なんか予知してるのかな、人間って…」と、考えたことが観客に通じてしまうことを強調した。


スタジオのBGMには、「M−1」の決勝戦で出ばやしに使われる、ファットボーイ・スリムの「ビコーズ・ウィ・キャン」が流れており、永見は「あの、このBGMすぐ消してほしいんですよ」とボヤき、浜田も「聞きたかったなぁ…」とガックリ。それでも決勝当日の敗者復活戦に向け「頑張ります!」と誓っていた。

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