「報道特集」山本恵里伽アナ、自民「政治とカネ」問題に「資金の透明化どこまで徹底できるのか」

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2025年12月06日 18:41  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

TBS山本恵里伽アナ(2017年3月撮影)

TBS山本恵里伽アナウンサーが、キャスターを務める同局系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)の6日の放送に生出演。高市早苗首相の政権下でも自民党に「政治とカネ」が起きている現状について語った。


番組では、総務省が先月末に公表した2024年の政治資金収支報告書で、上野賢一郎厚労相の資金管理団体が、東京・赤坂のスナックなどに「打ち合わせ飲食代」として計31万4300円を政治資金から支出していたことなどを報道。その中で、山本アナは、チームみらい党首の安野貴博参院議員に取材し、同党が公式サイトで「みらい まる見え政治資金」と名付けた管理ツールで、政治資金のすべての収支の流れを公開していることについて聞いた。


AIエンジニアでもある安野氏は「通帳みたいな感じなんですけど、全部、ここで出ているお金を1円単位で見ることができる」と説明。銀行口座やクレジットカードのお金の動きを自動公開する会計ソフトで、「これくらいシステムをがっちり固めていると、例えば銀行口座に振り込まれたけど不記載になることって、それをわざわざ除こうとしないと起きない」と紹介。プログラムは他党なども使用できるよう無償で公開しているとし、「日本の戦後からずっといろいろな事件が起きては、ちょっとだけ政治資金改正法が改正される、というのが続いてきてしまっていて。政治とカネ問題よりも、正直、大事な、話し合うべき課題はいっぱいあると思うんですよ。だからこそ、政治とカネ問題が起きないような構造、仕組みをしっかり作って、政治家の活動に埋め込んでいくべき」と語った。


スタジオの山本アナは「取材したチーム未来の『丸見え政治資金』は、とても新しいシステムだと思いました電子決済されたものは全て公開されるので、人為的なミスも起きにくいんですね。ですので、有権者だけではなく政治家のためにもなるものだと安野議員は言っていたんです」と回想。「ただ一方で、現金のやりとりは表示されないので、これだけでは限界があるのも事実だと感じました。資金の透明化をどこまで徹底できるのかがとても重要ですよね」と私見を述べた。

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