谷原章介「たった１個のモバイルバッテリーで…41億円の被害。考えないと」ゴミ焼却施設損傷で

俳優谷原章介（53）が11日、MCを務めるフジテレビ系「サン！シャイン」（月〜金曜午前8時14分）に生出演。火災を引き起こすリチウムイオン電池のゴミについてコメントした。

番組では、今年7月、埼玉・戸田市の粗大ゴミ施設に運ばれたゴミに含まれていたリチウムイオン電池が発火して、火災で電気設備が損傷して焼却施設が停止したことを伝えた。この事故により、施設復旧の来年3月まで、担当地区にゴミが残される事態が起きていることや、大型トラックで東京・板橋区などの別の処理場に運んで焼却処分をしている状況も伝えた。処理の委託費と処理場の修理費などについての補正予算は約41億円が計上されているという。

谷原は「たった1個のモバイルバッテリーで…複数あるかもしれないけど、41億円の被害ですよ」とコメント。現在、集積したゴミについてリチウムイオン電池が含まれていないか手作業で分別作業をする様子をカメラが捉えると、谷原は「作業員の方の労力を考えると、これ、本当に捨てるときに僕たちが考えないといけない」と神妙に語った。