新原泰佑「こないだ買っちゃったので」と奮発したご褒美明かす　写真集の「とがり」反響に感謝

俳優新原泰佑（25）が13日、都内で、ファースト写真集「Flicker」（ギローチェ）のイベント前に取材会を行った。

10月7日に発売された同写真集は「人生初は1度しかないので、すてきなものを作りたかった。ファーストと思えない“とがり”具合だよねとみんなに言ってもらえてうれしい」と反響があったという。踊ったり路上を走ったり、フォトグラファー間仲宇氏とチャレンジングな撮影を多く行った。

お気に入りは、暗闇の中で踊っている瞬間を切り取った見開きのページ。「『暗闇の中で動いてみてください』と言われて。自分としては暗闇で暴れてるだけだったので、どうなっているか分からなかった。体感15秒くらいですね。暗闇の中の意思疎通というか、フラッシュをたいた瞬間の、奇跡の集まりがこれです」と振り返った。

「Flicker」というタイトルは自ら付けた。「ちらついている炎や、ロウソクが明滅しているようなイメージ。撮影している時に生を実感したというか、生きている感じがした。限りあるこの命を燃やしている感覚を、タイトルに込めたらどうかなと」。赤が好きなこともあって「表紙も新原オーダーです。絶対、赤にしてください、そしてデカデカとお願いします」とこだわった。「100点になんか収まりません！」という納得の出来に仕上がった。

今年は第32回読売演劇大賞で若手を対象にした杉村春子賞を受賞。映像、舞台とも話題の作品に出演した。「あっという間に過ぎてしまった1年。賞は励みになります。頑張ることは変わらないんですけど自信につながる」と話し、自身の1年を表す漢字には「光」と選んだ。「賞をいただいたのが1つと、25歳という節目の年齢で、その先の光に向かって来年も羽ばたいていきたいとあらためて思ったので」と話した。

クリスマスは27、28日に控える「ハンサムライブ」リハーサルの予定。「クリスマスらしいことはしたいなと思ってます。ケーキとか食べたいですね。甘いの大好きなので」。自分へのクリスマスプレゼントも考えたが「こないだ、自分にご褒美で美顔器買っちゃったので。節約したい気持ちもあります」と奮発した買い物をしたばかりであることも明かした。