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フリーアナウンサー古舘伊知郎(71)が13日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。日本維新の会の奥下剛光衆議院議員の資金管理団体が、キャバクラなどに支出していた問題について言及し、私見を述べた。
奥下氏の資金管理団体が23年、キャバクラとラウンジに計9万3500円を政治資金から使用していたと判明。収支報告書によると、23年3〜4月、東京・赤坂のキャバクラに3万6300円、大阪・心斎橋のラウンジに5万7200円をいずれも「交際費」名目で支出。同10月には東京・六本木のショーパブに3万3000円を支出していたという。
奥下氏は会見やSNSで、支援者の企業に呼ばれて場所が選べなかったことや、女性の接待を受けずに意見交換をしてすぐ帰ったこと、支払いは自分やスタッフの分だけだったことを説明し、返金するとしていた。
古舘は「維新ってお金ないです、基本的に。自民党は長年の既得権、利権を持っていて業界団体とつながっていますから、ものすごいお金が潤沢にあるわけですけど。維新はないですから。公金をとにかくやりくりしようってことで、藤田(文武)代表も含めて。いろいろあるんですよ、公金還流疑惑が今、出てます。その一環で出てきた、小っちゃい、セコい話です」と話した。
続けて、「ただ、こういう時に、奥下さん、僕もよく知っているんですけど…この『女性の接待を受けずに意見交換をしてすぐ帰った』って、意見交換って言葉がダメですよね。こういう固い言い方をすると、逆に『何、言ってんだ』って思うじゃないですか。もうちょっとあけすけに『ちょっと行って、帰っただけですよ』って言えばいい」と指摘。
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「政党助成金…あるいは政党交付金。これ600億円以上、我々の税金。1人あたま250円で、赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで徴収されているので。それで政治資金を透明化しようって何十年も前から始まったのに。キャバクラは自分のお金で行った方がいいと思いますね」と語った。
また、「ただ、こういうことに頓着しちゃいけないと思いますよ。根本は…維新がずるいなと思っているのは、1年前に衆院選の時なんか、企業・団体献金の廃止ってことをしっかり言ってるんです。こっちが要諦だと思うんですよ。ところがこういうことに目がいっちゃうとよくなくて。維新は与党になって、それを取り下げちゃってる。定数削減の方にいっちゃってるんで、そこをもう1回、維新は思い出してもらえないのかな、と強く思います」とも述べていた。
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