記者団の取材に答える立憲民主党の野田佳彦代表=13日午後、徳島市 立憲民主党の野田佳彦代表は13日、高市政権が結婚後の旧姓通称使用を法制化する法案を来年1月召集の通常国会に提出する方向で調整していることについて「正しい姿ではない」と述べ、あくまで選択的夫婦別姓制度導入法案を成立させるべきだとの考えを示した。徳島市内で記者団の質問に答えた。
野田氏は夫婦別姓導入法案の審議が今年の通常国会で28年ぶりに行われたことに触れ、「結論は間近だった」と指摘。「旧姓使用(法制化)ももちろん否定しない」としつつ、「選択の幅を広げるところに一番の主眼があるとすれば、夫婦別姓を目指すべきだ」と語った。夫婦別姓導入に向けた公明党との連携にも意欲を示した。