
お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が13日、日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」(午後7時)に審査員として生出演。初審査でいきなり「おもんない」を発射。長尺の批評にツッコミを入れてきた芸人を切り返す一幕があった。
Aブロックはトップバッターで決勝初進出のもめんと(マセキ芸能社)がコントを披露。続いて電気ジュース(吉本興業)が漫才を披露した。最初の対決は6−1でもめんとが勝ち残った。負けた電気ジュースに投票したのは粗品だった。
粗品は「ちょっと長くしゃべっていいですか」と前置きした上で「もめんと、最初木村か〜ってつぶやくところ。好きな人の名字や〜って考える一瞬とか、細かい配慮はよかったんですけど、まず大前提ウケすぎ。そこまで面白くなかったです。逆にこの山、絶対取りましょっていう一番ウケるべきところでウケない。異質な会場でした。前半がフリにしてもおもんな過ぎるし、そこまで…」と言ったタイミングでMCのフットボール後藤輝基から「ちょちょちょっと待ってください」と遮られた。そして「探偵の方ですか?」とツッコミを浴びた。粗品はその後も審査を継続。自ら1票入れた電気ジュースの漫才も長尺で解説した。
その際、粗品の隣に座っていたさらば青春の光、森田哲矢が「もう黙ってくれよ〜」とツッコミを入れると、スタジオが大爆笑。それでも粗品は「スカしたらあかんよ」と切り返し審査を続けた。
X(旧ツイッター)では、粗品が審査を継続した姿勢を評価。「粗品が巻こうとしてる人に対してちゃんと『スカしたらあかんよ』って、発展のために全力審査してるのすごいです」「粗品のスカし発言から審査にぬるい笑いを持ち込めなくなったからこっから逆に楽しみ」「これ構造上、森田さんは止める立場にしかなれないし粗品さんはそれ分かった上でスカすなって言ってエンタメに消化してるけど、アホな奴らが勘違いして森田さんXで叩かれたらかわいそうだなと」「粗品めっちゃいいこと言ってるし、そのための要員なんだから司会がスカしたらダメだ後藤さん」などと書き込まれていた。
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今大会は過去最多1044組がエントリーする中、昨年までの12組から4組減の8組が決勝進出。5組が初進出というフレッシュな顔ぶれとなった。決勝進出者は紺野ぶるま(松竹芸能、2年連続5度目)、もめんと(マセキ芸能社、初)、電気ジュース(吉本興業、初)、エルフ(4年連続4度目、吉本興業)、ニッチェ(7年ぶり3度目、マセキ芸能社)、とんでもあや(初、ソニーミュージックアーティスツ)、ヤメピ(初、吉本興業)、パンツ万博(初、吉本興業)。
司会はフットボールアワー後藤輝基、同局の黒田みゆアナが担当。今年の審査員は麒麟の川島明、アンガールズ田中卓志、笑い飯の哲夫、友近、さらば青春の光の森田哲矢、ハイヒールのリンゴ、霜降り明星の粗品の7人。優勝賞金は1000万円。
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