
“ラストチャンス”にプロ1号を目指す。オリックス山下舜平大投手(23)が13日、ネスタリゾート神戸で行われたサムティホールディングス株式会社主催の野球教室に福永奨捕手(26)とともに参加。「直接応援の言葉をもらえるので力になる」と刺激を受けながら、約40人の子どもたちとキャッチボールなどで交流した。
バットを手にロングティーも実演。大谷級の身長190センチから豪快なスイングで沸かせた。「いい感じに打球が飛んでいたので、交流戦を頑張りたい」とニヤリ。新人王を獲得した23年には交流戦初打席で初安打も放った。「小さい時はバッティングが楽しくて入った。飛ばし屋でした。当たれば飛ぶ、当たらなかったら三振みたいな」。笑顔で回想した。
27年からセ・リーグも指名打者制が導入され、投手として打席に立つのは来季が最後になる可能性が高い。「交流戦になったら、ピッチャーもバッティング練習がちょっとあるので、あれがなくなるとちょっと寂しい感じはします。ホームランが打てたら最高ですね」。ラストイヤーでの1発も見据える。
本業の投手では「完封もちろんしたいですし、1年間投げ続けることが一番の目標」。今季4試合登板から巻き返しへ。子どもたちにパワーをもらい、活躍を誓った。【村松万里子】
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