アランカール(撮影:下野雄規) 12月14日(日)は中山・阪神・中京の3場開催となっている。
■阪神JFでアランカールの無傷戴冠なるか
阪神11Rは芝1600mの阪神JF(GI)。アランカールはオークス馬シンハライトの仔で、新馬戦と野路菊Sを無傷連勝。母譲りの強烈な末脚を武器にGI初奪取を狙う。対するはサフラン賞を未勝利からの連勝で快勝したアルバンヌ、逃げて連勝のヒズマスターピースなど。
■カペラSでヤマニンチェルキが重賞4連勝を狙う
中山11Rはダート1200mのカペラS(GIII)。ヤマニンチェルキは3走前の北海道スプリントCからDG競走を3連勝。勢いは一番で、4連勝も十分ありそうだ。対するは3連勝中で前走のオークランドTRTを圧勝したテーオーエルビス、初ダートの前走を完勝したポッドベイダーなど。
■知立SでサウスバンクがOP入りを狙う
中京11Rは芝1200mの知立S(3勝)。サウスバンクは3走前の葵Sで4着。休み明けの前走・醍醐Sでは僅かに差されて2着だったが、このクラスでもスピード上位を示した。ここは勝ってOP入りが濃厚。対するは連勝が途切れたが見限れないブラックケリー、堅実なエコロマーズなど。
■師走Sでブライアンセンスが久々の勝利を目指す
中山10Rはダート1800mの師走S(L)。ブライアンセンスは近走が振るわないが、大崩れはしていない。このメンバーならハンデを加味しても力上位で、5走前のマーチS以来となる久々の勝利を狙う。対するは前走で人気を裏切ったが巻き返し必至のテーオーパスワード、初ダートとなる芝の重賞勝ち馬コンクシェルなど。
■竹田城SでテスティモーネのOP入りなるか
阪神10Rはダート2000mの竹田城S(3勝)。テスティモーネは昇級初戦の前走で2着。既にクラスに目処を立てた。このメンバーなら力上位で、押し切ってOP入りを狙う。対するは2戦連続3着のレッドプロフェシー、条件合いそうなジャスパーグレイトなど。
■オリオンSで昇級初戦もミッキーゴールドがOP入りを狙う
阪神9Rは芝2200mのオリオンS(3勝)。ミッキーゴールドは若葉Sでも3着に入ったように堅実。2走前に敗れたテレサもローズSで2着しているように強敵だった。前走でも素質馬ネブラディスクを破り、ここは連勝を狙う。対するは2勝クラスを圧勝したエコロディノス、堅実なタガノデュードなど。
■一宮特別でダノンジョーカーが3連勝を狙う
中京10Rは芝2200mの一宮特別(2勝)。ダノンジョーカーはデビュー戦は3着も、その後の未勝利、1勝クラスの常滑特別と連勝。まだ底が見えておらず、3連勝が期待される。対するは菊花賞にも出走したレイヤードレッド、堅実なオルトパラティウムなど。
■中京5Rの新馬戦でレーヌブランシュの半弟フィサブロス、エイジアンウインズの仔フウリンカザンなどがデビュー
中京5Rはダ1800mの新馬戦。08年ヴィクトリアマイル(GI) など、重賞2勝を挙げたエイジアンウインズの仔でカリフォルニアクローム産駒のフウリンカザンが中井裕二騎手でデビューする。また、半姉に20年関東オークスなど、重賞2勝を挙げたレーヌブランシュ(父クロフネ)がいる、レイデオロ産駒のフィサブロスが斎藤新騎手でデビューする。
■阪神4Rの新馬戦でグァンチャーレの半弟センリョウヤクシャ、ロングランの半弟モヴシエラなどがデビュー
阪神4Rは芝1400mの新馬戦。半兄に25年マイラーズCなど、重賞2勝を挙げたロングラン(父ヴィクトワールピサ)がいる、レイデオロ産駒のモヴシエラが坂井瑠星騎手でデビューする。また、半兄に15年シンザン記念を勝ったグァンチャーレ(父スクリーンヒーロー)がいる、サトノダイヤモンド産駒のセンリョウヤクシャが酒井学騎手でデビューする。
■阪神5Rの新馬戦でセレクトセール2億6000万円のページターナーなどがデビュー
阪神5Rは芝2000mの新馬戦。セレクトセール当歳2億6000万円(税抜き)、エピファネイア産駒のページターナーが川田将雅騎手でデビューする。
■松下武士調教師のバースデー
14日は松下武士調教師の45歳のバースデー。当日の管理馬は阪神で3頭がスタンバイしている。
■2025香港国際競走で馬券発売
香港のシャティン競馬場では2025香港国際競走が行われ、二冠牝馬エンブロイダリーなどが出走予定。4レースとも馬券発売が行われる。
■水沢競馬場でトウケイニセイ記念
水沢競馬場では17時10分にトウケイニセイ記念(重賞)が行われ、重賞6勝で連覇を狙うヒロシクンなどが出走する。