「オール・カントリーだから大丈夫というわけではない」年収700万円・59歳男性のリアルな運用成績

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2025年12月14日 06:10  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は、大阪府に住む59歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

59歳・年収700万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は、大阪府に住む59歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(50歳)、子ども(10歳)、母(89歳)

金融資産

世帯年収:本人700万円、配偶者50万円
現預金:5000万円、リスク資産:3000万円

リスク資産の内訳

・投資信託:2000万円
・日本株:1000万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2018年から

2018年から積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万円」。

投稿のあった2025年10月時点の運用実績については「元本252万円→評価額380万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「3年目で含み損が解消。コロナの影響で一時期は評価額が下がったものの、バイデン政権の金融緩和で運用益は上がった。個別株と積み立てでない投資信託でもプラスが出ており、資産は大幅に増えた。ただ、株価上昇基調のときは積立投資よりも一括投資の方が利益が出た」とあります。

59歳・年収700万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?

積立投資を始めてよかった点として、「投資内容にもよるが、放置しておいても評価額があがるので、精神的に楽」とコメント。

しかしながら、これから積立投資を始める人には「投資先の内容は最低限、確認しないとならない。オール・カントリーだから大丈夫というわけではない」と慎重な検討を呼びかけます。

新NISAについては、「成長投資枠は毎年1月に購入している。ここ数年、1月は価格が安い」と印象を語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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