画像提供:マイナビニュース記者として多忙な日々を送るかたわら、1〜2カ月に一度は渡韓し、最新の美容医療をアップデートし続けている鈴木俊之さん(40歳)。美容に目覚めたきっかけは30代半ばに経験した、ある敗北だったという。
ひげ脱毛を皮切りに、今では糸リフトや脂肪吸引までもを“人生のメンテナンス”として取り入れている。乃木坂の鍼灸院から韓国のクリニックまで使い分ける鈴木さんに、イケオジとしての美容哲学を聞いた。
仕事の合間に7年通い続ける乃木坂の鍼灸院
多忙な日々の中で、鈴木さんが7〜8年前から欠かさず通っているのが乃木坂にある「あか羽鍼灸院」だ。美容研究家である濱田文恵さんからの紹介だったそう。
「月に1回の頻度で通っています。ここは単に顔に針を打つだけでなく、その時々の体の状態に合わせて、自分に最適な治療を提案してくれるんです。足の疲れや睡眠不足、顔のむくみ、肩こり。時には『頭がぼーっとする』といった抽象的な悩みにも応えてくれます」
鈴木さんは80分の「美容鍼灸」(税込1万1,000円)メニューを受けている。美容鍼の気に入っているポイントはダウンタイムの少なさと即効性だ。
「美容鍼の施術後はむくみが取れて顔がすっきりとしますし、視界もパッと明るくなる(※1)。ここはアクセスもよいので、仕事の合間に自分をリセットするための大切な場所になっています」
さらに、日常的なケアとして、神奈川県茅ヶ崎市にあるサロン「RILLEE-ON(リリオン)」が提供するリフトアップマシン「ソニックリフト」も欠かせない。料金は2万9,800円で、全身と首に施術を受ける。
「ソニックリフトは痛みをまったく感じずダウンタイムもないのに、リフトアップ効果が高い(※2)。忙しくても継続できるのが魅力です」
渡韓は1〜2カ月に一度。施術によってクリニックを使い分ける
鈴木さんの美容にかける情熱は、国内に留まらない。1〜2カ月に一度は韓国を訪れ、最新の美容医療をまとめて受けている。最初は友人の紹介だったが、今では自分でリサーチを重ね、目的別にクリニックを使い分けているという。
「ヒアルロン酸なら『アウラ美容整形外科』、糸リフトなら『PangPang(ペンペン)クリニック』、ポテンツァやリジュラン、サーマクールといった肌管理メニューは『シャインビーム江南』と決めています。韓国は渡航費を含めても日本より圧倒的に安く、技術力も高い。10万円以上の施術を受けたら、ボトックス注射やピコトーニングがサービスで無料になることもあるので、トータルのコスパは日本の2分の1から3分の1くらいに感じます」
美容の入り口は“失恋”。最初はひげ脱毛から
今でこそ美容が生活のルーティンになっている鈴木さんだが、30代半ばまでは容姿に無頓着だった。きっかけとなったのは、10歳以上年下の恋人にフラれたことだ。
「彼女が最終的に選んだのは、その子より1歳年上の背が高くて清潔感のある若者でした。これを機に自分の外見を見直そうと思い、まずはひげ脱毛から始めたんです。でもひげがなくなると、今度は写真に写る自分のシミやほくろが気になり出して。さらにそれを取ると、次はたるみやしわが気になり出す……。まさに芋づる式です(笑)」
そこで肌をきれいにするためにレーザー治療を受け、さらに大きな変化を求めて、顔の脂肪吸引や糸リフト、バッカルファット除去、筋肉縛りといった美容施術を受けるようになった。その結果、周囲の反応は激変したという。
「これまでは外見について言われることなんてありませんでしたが、褒められる機会が格段に増えました。世の中は加点ポイント(褒められる要素)がないと外見には触れてもらえないものなんだな、と実感しましたね。そして、自分の容姿がいかにこれまで『拾われない対象』だったかを痛感しました。今では女性と美容トークで盛り上がるのはもちろん、一緒にクリニック目的で韓国へ行くこともあります」
美容は社会と関わる上で必要な“コミュニケーションの玄関口”
鈴木さんにとって美容はもはや、趣味や若作りという次元を超えているという。
「築40年のマンションで、外壁塗装も耐震補強もしていない物件なんてありませんよね。ヴィンテージカーだって、エンジンやタイヤを交換しながら乗り続けます。それなのに、人間だけが生まれたときのまま、雨ざらし・日ざらしのノーメンテナンスでい続けるのは、むしろ不自然なことだと思うんです」
見た目を整え、清潔感を保つ努力をしなければ、コミュニケーションの入り口で損をしてしまう。それを強く実感した鈴木さんは、最後にこう語った。
「外見に無頓着だと、中身にすら興味を持ってもらえません。美容はコミュニケーションの玄関なんです。入りたくなる玄関を整えておくことはビジネスや恋愛など、あらゆる場面において必須条件だというのが私の持論です」
※1、2:個人の感想です
橋本 岬 2014年に法政大学大学院を中退後、女性ファッション誌の編集者を経てフリーランスに。得意ジャンルは、IT、スタートアップ、エンタメ、女性の働き方。2022年4月から2023年2月までカナダに語学留学。 この著者の記事一覧はこちら(橋本 岬)