
強い寒気が長く居座る影響で、中国地方は日本海側や中国山地沿いを中心とした大雪と厳しい寒さに警戒が必要です。雪や強風による見通しの悪化、積雪や路面の凍結に伴う交通障害、室内ではヒートショックに十分ご注意ください。
25日(日)にかけて 降雪が強まるタイミングは2回

中国地方は、25日(日)にかけて冬型の気圧配置が続き、上空1500m付近にはマイナス9℃以下の強い寒気が居座る見込みです。
また、25日(日)にかけて、降雪の強まるタイミングは2回あるでしょう。
1回目は、21日(水)の朝から22日(木)にかけて

21日(水)から22日(木)にかけては、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と言われる、風が集まることで雪雲が発達して線状に連なり、局地的に大雪をもたらす収束帯が北陸付近にのびる影響で、中国地方の日本海側や中国山地沿いの東部を中心に大雪になる見込みです。鳥取県の東部では平地でも大雪となるでしょう。21日(水)から23日(金)にかけての48時間降雪量は、鳥取県の多いところで70cmを超える見込みです。
23日(金)は、降雪は鳥取県の沿岸部が中心となるでしょう。雪のやむところもありますが、引き続き路面の凍結や積雪、ナダレに十分ご注意ください。
|
|
|
|
2回目は、24日(土)から25日(日)にかけて

24日(土)から25日(日)は再び日本海側や中国山地沿いで広く雪が降り、24日(土)は山陽南部の西側にも雪雲が流れ込む見込みです。また、JPCZが北陸付近にのびる影響で、日本海側や中国山地沿いの東部を中心に大雪になるでしょう。
25日(日)にかけて厳しい寒さ その後はいったん和らぐ

強い寒気が居座るのが25日(日)にかけてで、季節風が強まり厳しい寒さとなるでしょう。
朝は氷点下の冷え込みになる所が多いでしょう。雪が積もっていなくても、路面は凍結している恐れがあるため、日陰や橋の上、トンネルの出入り口や交差点など、十分にご注意ください。
日中の最高気温は高くても5度前後の見込みです。内陸部では一日を通して氷点下の真冬日になる所があるでしょう。水道管の凍結に注意が必要です。
26日(月)は寒気の流れ込みが弱まり、厳しい寒さが少し和らぎそうです。ただ、27日(火)に気圧の谷が通過した後、28日(水)からは再び寒気が流れ込む見込みです。再び日本海側を中心に雪が降り、寒くなるでしょう。
大雪や厳しい寒さが予想されるとき

|
|
|
|
大雪に関する気象情報は、予想される現象の数日前から発表されます。予想降雪量、降雪のピーク(注意を要する時間帯)などは随時最新の情報を確認し、事前対策の目安にしましょう。
降雪中に暴風が伴う場合には、暴風雪警報が発令されることがあります。暴風雪になると、視界が非常に悪くなり自動車などの運転にも支障をきたします。
交通障害が予想される場合、あらかじめ目的地までのルートを変更したり、不要不急の外出自体の延期・取りやめを検討したりしましょう。
停電に備えて、防寒着や毛布、懐中電灯、モバイルバッテリーなど電源の確保をしておいてください。
また、普段、過ごしている部屋が暖かくても、寒い脱衣所・洗面所に移動すると血圧が上昇し、その後、温かいお湯に入ると血圧が低下するなど、血圧の急激な変動をもたらし、ヒートショックを引き起こすおそれがあります。室内でも急激な温度変化によるヒートショックを起こさないよう、注意が必要です。
