
親子で美味しく食べてもらえて、なおかつ気を遣わせない程度のものを……。私はそう考え、幼稚園のママ友用には小箱に入った数百円程度のクッキーを選びました。連休明けの送迎のときに、いつも親しくしているママ友数人に渡します。
私のお土産をママ友たちは喜んで受け取ってくれて、「どこに行ったの?」などと話が盛り上がりました。しかし翌日、私は思いがけない言葉を耳にしてしまうのです。話していたのはお土産を受け取ってくれたうちの1人、カヨさんでした。

子どもを幼稚園に送り届けて帰ろうとすると、よく知るママ友たちが話している声が耳に入りました。ひと言挨拶していこうと思い近寄った私は、カヨさんの言葉を聞いて凍りつきます。カヨさんは明らかに私が渡したお土産のことをディスっていたのです。
カヨさんの口から出たのは「安っぽい」「いらない」「超迷惑」という愚痴のオンパレード。心を込めて選んだお土産は、まるでゴミのように思われていたのです。あのときは笑顔で「ありがとう」って言って受け取ってくれたのに……?
私はそれ以上聞いていられず、ママ友たちに気付かれないようそっとその場を去ったのでした。
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