「消費税減税、避けるべき」=財政リスク高める―IMF対日審査

2

2026年02月18日 09:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

国際通貨基金(IMF)本部=ワシントン(AFP時事)
 国際通貨基金(IMF)は18日、対日経済審査の終了に伴って発表した声明で「政府当局は消費税の減税を避けるべきだ」との見解を示した。声明は「的を絞らない措置は財政余地を狭め、財政リスクを高める」と強調。高市早苗首相が打ち出した食料品の消費税ゼロについて、実施する場合は減税の対象と期間を限定するよう促した。

 IMFは昨年の声明で消費税率の引き上げを提案していた。今回の声明では減税後の導入が検討されている給付付き税額控除にも触れ、適切な制度設計であれば「より的を絞った支援を提供できる」と指摘した。

 財政の現状については、歳出が高止まりしているとしてエネルギー補助金などの廃止を訴えた。加えて、経済対策のため毎年のように編成される補正予算は「予期せぬ大きなショックへの対応に限定すべきだ」とくぎを刺した。

 また、国債市場で海外投資家の存在感が高まり、「財政ニュースや世界的な動向に対する日本国債の感度が高まっている可能性がある」との見方を示した。日銀の金融政策については「金融緩和を適切に解除しつつある」と評価した一方、国債相場が大きく変動する事態に備え、「一時的な国債買い入れなど例外的介入を行う態勢を整えておくべきだ」と提言した。 

このニュースに関するつぶやき

  • DSの余計なお世話だ
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ニュース設定