画像:WEAR 3月から4月にかけて、卒園・卒業式、入園・入学式シーズン到来。保護者の皆さんは、どんなセレモニー服を着ればいいか迷いますよね。近年ジレを着る方も増えてきていますが、SNS上ではセレモニーでジレを着ることに対し賛否両論に分かれているようです。
そこで今回はアパレル店員の筆者から、ジレをセレモニーで着ることのメリットや、コーディネートのコツについてお伝えします。
◆ジレをセレモニーに使うのはあり? なし?
筆者はセレモニーにジレを着るのは「あり」だと考えています。店頭でもセレモニー用ジレの相談は年々増えており、決して珍しい選択ではありません。そして実は、ジレにはセレモニーに向いている明確なメリットが2つあります。
1つ目のメリットは、ジレは袖がない分、重ねるブラウスの色によって雰囲気が変えられるところ。ジャケットほど主張が強くないため、ジレの下に着るブラウスを何色にするかで雰囲気をコントロールしやすいのです。
たとえば、卒業式では白やグレーなど色を主張しすぎないブラウスを合わせることで、落ち着きがありつつもきちんとした印象に。厳かな式典の場でも浮きにくく、大人の女性らしい品のよさを演出できます。そして入学式ではパステルカラーのブラウスにチェンジするだけで、ぐっと華やかで明るい印象になります。
卒業式、入学式で同じジレを使っていても、ブラウスの色味が変わることで違う印象に変えられます。
卒業式と入学式のためにセレモニー服を何着もそろえるのは大変。しかし、ブラウスを替えるだけで着まわしできるジレは、コストを抑えて賢くおしゃれに決まるセレモニーアイテムと言えるでしょう。
◆ジレで体型カバー! 脚長効果も狙える
ジレを使うメリットの2つ目は、ジレ自体が体型カバーになることです。
ジレを羽織ると体のサイド部分がカバーされるので、横から見たときに視線が気になりにくくなり、二の腕の太さが目立ちにくくなります。肩が落ちたリラックスシルエットを選ぶと気になる上半身の身頃がジレによって覆われるので、身体のボリュームをちょうどよく見せてくれますよ。丈が長めのものを選べば下半身をカバーしてくれるメリットも。ウエストが締まったデザインのものを選べば脚長効果も期待できます。
身体のどの部分をカバーしたいかによってジレのシルエット、デザインを選べばスタイルアップにもつながります。
◆ジレをフォーマル服として着こなすコツ
ツイード素材のジレを選ぶことで、きちんと感を演出できます。上品な質感があるのでカジュアルになりすぎません。ツイードはさまざまな色を織りまぜて作られていますので、黒や紺がベースの色のジレでも地味見えしづらく華やかさをプラスできる万能素材なのです。
黒や紺が好きで、浮きたくないけれど華やかさをプラスしたいときはツイードジレを選んでみてください。また、白といった明るい色のツイードジレも、中に合わせるブラウスの色を変えれば、卒業式、入学式どちらにも使えます。卒業式のときは黒やグレー、紺などのシックな色を選び、入学式にはピンク、水色など春らしいパステルカラーの色を選べば印象がガラッと変えられます。
ジャケットだと堅い印象になってしまうこともありますが、ツイードジレだと柔らかい印象に見せられるという利点もあるのでぜひ使ってみてほしいです。
また、ジレとボトムスはスーツに使われるウールと同じ素材のものを選ぶこともおすすめです。セットアップできるものを選べば端正な雰囲気となり、セレモニーでも浮きにくいです。
ウール素材のジレの場合は、グレーがおすすめ。
グレーは黒や紺よりも自然光に映えて顔まわりを明るく見せてくれる効果があります。グレーは黒よりもきつくなりすぎず、白よりも軽くない中間色。ジレの下はさまざまな色に合わせやすいのでブラウスの引き立て役としても使えるのです。
ボトムスはパンツもスカートもスリムシルエットを選べば失敗しません。どうしてもワイドシルエットのパンツをはきたい場合は、丈が長すぎない、コンパクトなジレを選んでバランスをとりましょう。
ジレを選ぶときは素材、ぜひ「色」を意識してみてください。
◆セレモニースタイルにジレも取り入れてみよう
ジレは素材や色の合わせ方によってはセレモニーのシーンでも大活躍します。
ブラウスの重ね方によって雰囲気を変えることができますし、ジレを着ることでスタイルをよく見せるアイテムとしても活躍しますので、ぜひ活用してみてくださいね。
<写真・文/あき>
【あき】
ライター。自分の思いを文字にするのが好き。本や音楽、ファッション、サンリオなど多くの趣味を持つ。 Twitter:@alice7daizy