2015年のル・マン24時間レースに出場したブノワ・トレルイエ、マルセル・ファスラー、アンドレ・ロッテラーと担当エンジニアのリーナ・ゲイド フォード・レーシングは、2027年のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスへの参戦に先立ち、エンジニアリングチームを強化するため、複数の新メンバーを採用したことを明らかにした。
■「最高峰で戦うためには、業界最高の頭脳が必要」
フォードは、マクラーレン・フォーミュラEの元エンジニアで、TFスポーツでWECの経験を積んだグラント・クラークをトラックサイド・エンジニアリング・マネジャーに任命。
そして、実績のあるレースエンジニア2名も採用した。
リーナ・ゲイドは、アウディでル・マン24時間レースの栄光を勝ち取った初の女性エンジニアであり、その後はマルチマチックを通じてIMSAでのマツダのプログラムなどでも活躍していた人物だ。
また、2024年のWECでタイトルを獲得したポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのエンジニアを務めたジャン・フィリップ・サラザンも採用されている。
「耐久レースの最高峰で戦うには、業界最高の頭脳が必要だ」と、フォード・レーシングのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブルックは述べている。
「グラント、リーナ、そしてジャン・フィリップのような優秀な人材を獲得したことは、我々がいかに真剣に取り組んでいるかを示すものだ」
「我々はただグリッドに並ぶだけではない。世界で最も過酷なレースで勝利を収められる、ワールドクラスの組織を築き上げているのだ」
フォードがオレカシャシーをベースとするV8エンジンの新型LMDh規定車両で2027年シーズンに参戦する準備を進める中で、3人の新メンバーは即時チームに加わる予定だ。
フォードはすでに、ハイパーカー初年度に参戦する3人のドライバー、マイク・ロッケンフェラー、ローガン・サージェント、セブ・プリオールを、2026年1月に発表している。
[オートスポーツweb 2026年03月06日]