王者戦線復帰なるか。TRS IMPUL with SDG ZがスーパーGT岡山公式テストでニッサン最上位、平峰一貴「まだ余力はある」

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2026年03月06日 21:00  AUTOSPORT web

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TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット) 2026スーパーGT岡山公式テスト
 3月6日に岡山国際サーキットでスタートした2026年スーパーGT最初の公式テスト。セッション1とセッション2では王者au TOM’S GR Supraが連続トップタイムを記録したが、ニッサン/ニスモ陣営はTEAM IMPULの12号車TRS IMPUL with SDG Zが午前3番手、午後2番手と上位につけた。初日終了後、平峰一貴に感触を聞いた。

 今季も“闘将”星野一義総監督、星野一樹監督のもと、スーパーGT GT500クラスには引き続き平峰/ベルトラン・バゲットのコンビ、ブリヂストンタイヤ、ニッサンZニスモGT500という不変のラインアップで挑むTEAM IMPUL。すでに1月のセパンテスト、国内メーカーテストでも走行を重ねている。

 まず、ここまでのシーズンオフテストについて「いつもどおり自分と向き合い、しっかりと準備をして、チャンピオンを獲るためにいろいろな準備をしてきています。あとは、チームとバゲットさんとさまざまなことを話し合って、何が足りなかったのかを分析するなどして、ここまで進めてきました」と平峰は振り返る。

 2026年のGT500クラスでは、車両の空力開発が解禁されたこともあり、このシーズンオフは各陣営とも厳重体制でテストが進められてきた。ニッサン/ニスモ陣営はベースこそZニスモを継続するが、フロントフェンダー前端のフリックボックスや、サイド下部のラテラルダクトといった空力パーツが進化している。

 平峰はニッサンZニスモGT500の2026年仕様を「昨年に比べると見た目と雰囲気が進化しましたよね(笑)」と冗談を言いつつ、ドライブ感については「安定性は増してるかなと感じます。でも、コースとコンディションによっても違うので、まだまだ手探りですね」と評価。その進化も相まったか、岡山公式テストの初日にTRS IMPUL with SDG Zは午前セッション1では3番手、午後セッション2では2番手となり、ニッサン/ニスモ陣営の最上位につけた。

 終盤10分間は専有走行で各車のタイムが更新されたセッション2。平峰もタイムアップを果たして2番手となったが「悪くはないんですけど、今日1発目のニュータイヤだったので、まだ全然タイムアップできた部分はもちろんありましたし、まだ余力もありそうです」と言い、さらなるタイムアップも目指せることを示唆。ただ、今回のテストでも上位を占めたトヨタGRスープラ勢を警戒する。

「みんなとアタックするタイミングが違ったので他車に引っかかったりして、あまりタイミングも良くなかったですね。僕たちもここまでの流れはそこまで悪くないですけど、他車も全力ではないと思うので(勢力図は)まだ全然わからんですね。GRスープラ勢は依然として強いと思っています」

 シーズンオフの公式テストとはいえ初日から好スタートを切ったTRS IMPUL with SDG Z。平峰は4月の開幕に向けて「僕も強い走りをして、チームとバゲットさんとともにしっかりと努力をして開幕戦に備えて、シーズンを通してトラブルや接触せず強さを見せたいなと思います」と抱負を述べる。

 最後には「今年は今まで以上にドライバーもお互いに切磋琢磨しています。セパンでもちょっと軽く殴り合いをするくらいやり合っているので、頑張ります(笑)」と意味深な言葉で意気込んだ平峰。強いニッサン、常勝インパル復活を臨むファンは多いはず。2026年シーズンでコンビ5年目を迎える平峰とバゲットは、その想いに応えられるだろうか。

[オートスポーツweb 2026年03月06日]

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