マネージメント業務で“日本とイタリアの架け橋”になるマリオ宮川。フェラーリの提携をサポート【ギョロ目でチェック】

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2026年04月13日 18:10  AUTOSPORT web

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マリオ宮川氏(写真右)と、次男のフランチェスコ宮川氏(写真左)
 2026年F1第3戦日本GPが開幕する直前の3月25日、フェラーリが名古屋城を眼前に臨むラグジュアリーホテル『エスパシオ ナゴヤキャッスル』で、『スクーデリア・フェラーリ・ナイトアウト2026@名古屋』を開催した。

 スポンサーとしてF1に最初に参入したホテルは、2005年にマクラーレンのスポンサーとなった『ヒルトン』。1919年にアメリカで創業し、現在は世界120カ国以上で宿泊施設を展開するヒルトンのロゴは、マクラーレンのリヤウイングを通して世界中のF1ファンの目に映った。

 2019年にはマリオット・インターナショナルが展開する旅行プログラム『Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)』がメルセデスとのオフィシャル・ホテル・ロイヤリティ・パートナー契約を結んだ。その契約は昨年更新され、2030年12月31日まで継続することが決定している。

 さらに今年は『ハイアット』がアウディと契約。ワールド・オブ・ハイアットのロゴをマシンやドライバーのレーシングスーツに掲載するとともに、パドックツアーやプライベートラウンジなどで特別な体験の提供を始めている。

 ヒルトンをはじめ、マリオットもハイアットも本社はアメリカであるのに対して、フェラーリが選んだホテルのパートナーは日本の名古屋に本社を置く医薬品メーカー『興和』のホテル事業を手掛ける『エスパシオ・エンタープライズ』の高級ホテルブランド『エスパシオ』だった。エスパシオはハワイや箱根で高級ホテルを展開しており、昨年の10月に旧ホテルナゴヤキャッスル跡地に『エスパシオ ナゴヤキャッスル』を開業していた。

 この契約を支えたのは、F1でさまざまなマネージメント業務を行っているマリオ宮川だった。日本人の父親とイタリア人の母親の間に生まれた日系2世である宮川は、父親の秀之さんがそうであったように日本とイタリアの架け橋になるような仕事をこれまでも何度も行い、小林可夢偉や角田裕毅のマネージャーを務めたこともあった。

 その宮川は日本GPで通算400戦目を迎え、F1のステファノ・ドメニカリCEOから特別パスを授与された。F1の仕事は今後も継続する宮川だが、筆者よりひとつ上の今年で63歳を迎え、髪には白いものが目立つようになった。その宮川を支えているのが、もうひとりの宮川、次男のフランチェスコ宮川だ。来日して日本語を勉強してきたフランチェスコはマリオの下で、エスパシオとフェラーリとの契約をサポート。日本とイタリアの架け橋になるという宮川家の夢をしっかりと継いでいる。

[オートスポーツweb 2026年04月13日]

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