
東北地方の日本海側に位置する山形県は、2026年4月時点で13市19町3村の35市町村が立地。松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅の行程の約3分の1を過ごした地であり、また全国生産量の7割を占めるさくらんぼの生産地としても知られています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東京都在住者を対象に「地元民しか読めない!と思う山形県の市町村名は?」というテーマでアンケートを実施しました。
東京都に住む人から「地元民しか読めない」と票を集めた山形県の市町村はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
同率での第2位となったのは、得票率11.7%で「真室川町(まむろがわまち)」でした。山形県の内陸最北部に位置する町です。町の約9割を森林が占める自然豊かな地域で、秋田県湯沢市と県境を接しています。
|
|
|
|
町名である「真室川」の由来には諸説あり、付近にある「神室(かむろ)山」が転じて「マムロ」になったという説や、アイヌ語を語源とするという説などがあるようです。
同じく第2となったのは、「遊佐町(ゆざまち)」でした。山形県の最北端に位置する遊佐町は、日本海と鳥海山、出羽丘陵に囲まれた地域。冬季は北西の季節風が強いことから地吹雪に見舞われることもあるという、強風寒冷地帯です。
「遊佐」という地名は、醍醐天皇の勅令によって編さんされた『延喜式』に初めて記載され、937年に編さんされた『和名類聚抄』には「遊佐郷」という地名も見られます。また、藤原氏が権力を誇っていた時代には藤原摂関家の北限の荘園でした。さらに時代が下ると遊佐氏が一帯を制圧し、郡名を「遊佐郡」としていたこともあったそうです。その後、1889年の町村制度の実施や町制施行、町村合併などを経て、現在も町名として受け継がれています。
第1位は「寒河江市(さがえし)」で、得票率は18.0%でした。山形県のほぼ中央に位置する寒河江市は、県庁所在地・山形市から20キロ圏内のエリアで、市内には国道112号や山形自動車道が通るなど、県内の高速交通網の要衝としての役割も果たしています。一方、市内には最上川や寒河江川といった清流が流れ、県内随一のさくらんぼの産地としても有名です。
現在の寒河江市が誕生したのは1954年のことで、旧寒河江町をはじめとした4つの自治体が合併。その後も周辺の自治体と合併し、現在に至っています。「寒河江」という地名の由来は諸説あるようですが、そのひとつとして寒河江のルーツが現在の神奈川県高座郡寒川町からの移住者にあるとする説があり、寒川町とは1990年に姉妹都市となっています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。