
ついつい同じ味付けになりがちなスープも、じゃがいもを見直すだけで脱マンネリ! 2月に行われたクックパッド主催のオンラインスクール「料理の学校」では、スープ作家・有賀薫さんが講師となってスープの作り方を参加者と一緒に学びました。今回は、基本となるスープの考え方と、講座で取り上げられた有賀さんのレシピや、受講生が実際に作った驚きの応用アイデアをご紹介します。
じゃがいもが変わる、4つの組み合わせとは
有賀さんがまず教えてくれるのは、シンプルな考え方です。
具材 × だし × 調味料 × オイル
この4つがスープの骨格。どれかひとつを変えるだけで、まったく別の料理になる。 「これさえ知っていれば、無限にレシピが考えつく」。難しく考えなくていい。まずはじゃがいもで試してみましょう。
だしなし、塩だけ。なのになぜこんなに美味しい?鶏とじゃがいものパセリスープ
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ポイントは鶏皮をしっかり焼くこと。焦げ目をつけてから煮ることで、香ばしい旨味とコクがスープ全体にじんわり広がります。だしがなくても美味しいのは、鶏肉そのものが旨味を出してくれるから。「素材の力を先に感じてみる」という有賀さんの考え方が詰まった一品です。
そしてパセリはどっさり使うのがポイント。ちょこんと飾るのではなく、主役として入れることで、シンプルな塩味がぐっと豊かになります。
材料3つ、2〜3分。じゃがいもがサンラータンになる。千切りじゃがいものサンラータン風
千切りにしたじゃがいものシャキシャキ感と、黒酢のさっぱりとした酸味が意外なほど合います。「じゃがいもってこんな食感で食べられるんだ」と、きっと新鮮な驚きがあるはず。
揚げてから煮る。じゃがいものコクが鰹だしに溶け出す|揚げじゃがいもの鰹だしスープ
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じゃがいもを揚げてから、鰹だしで煮る。ちょっと遊び心のある一品ですが、これが美味しい。揚げることで生まれるコクと、鰹だしの香りがじゃがいもにしみて、ほっとする味わいに。お客さまが来る時の最初の一杯にもぴったりです。
考え方を手に入れたら、こんなスープが生まれた
「この考え方、自分でも使えるかも」そう思った参加者が、宿題として作ってきたスープがこちら。
春✿新じゃがと桜エビのガレット風スープ(by カニザベスさん)
千切りじゃがいもをカリッと焼いてガレット状に。それをスープに浮かべるという、見た目も楽しいアイデアレシピです。スープをテーブルに出した瞬間、家族から「わぁ〜!」と歓声が上がったというカニザベスさん。「素材の味を確認してから味付けをする、を実践したら普段の料理の仕上がりまで変わった」と話してくれました。
レシピを覚えたわけじゃないのに、料理が変わった
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「塩だけで美味しいスープが作れて、嬉しくなりました」 「コンソメを入れないのは思い切ったけど、十分美味しかった!」 「材料をたくさん入れれば入れるほどいい、ではないとわかった」
レシピを覚えたわけじゃないのに、なぜか料理が変わった。そんな声が届いたのは、「なぜそうするか」という理由を知ることで、自分で判断できるようになったからです。
「くたくたほうれん草のスープを煮詰めてパスタのソースにした」「スープはどんどん展開できて、無限大!」習ったレシピを起点に、自分でどんどん広げる楽しさも生まれていました。 じゃがいもで身につけた考え方は、どんな食材にも使えます。なすでも、トマトでも、夏の青菜でも。それが「スープの学校」で有賀さんが伝えたかったことでした。
「スープの学校」2期、開講します
この講座が他と違うのは、Zoomでの実演だけではありません。
有賀さんが一人ひとりの宿題に直接フィードバックを返してくれます。
「有賀さんが一つひとつ拾ってくださったのが本当に嬉しかった」 「先生のコメントのおかげで、次も作ってみようと思えた」
第1期では、参加者全員にプラスの変化があったとアンケートで確認されています。レシピを教わるのではなく、自分で考えて作れるようになる。その体験ができる2期が始まります。
第2期|2026年夏(なす・トマト・夏の青菜)
- 第1回:6月11日(木)|なす
- 第2回:7月2日(木)|トマト
- 第3回:7月16日(木)|夏の青菜
料金プラン
▼ライブ参加・フルプラン(40名限定) 7,000円
有賀さんにリアルタイムで質問しながら学べる。作ったスープを見てもらえる。スープ好きが集まるLINEでワイワイできる。修了式では1期生とも直接会える。 「自分のスープが変わった」を実感できるフルコース。
▼アーカイブのみプラン 4,500円
自分のペースで、何度でも。有賀さんの実演を繰り返し見ながら、じっくり学びたい人に。 ライブ参加プランは40名限定。
詳細・お申し込みはPeatixページへ→ https://peatix.com/event/5002471/
▼有賀さんによる「スープの学校」紹介はこちら
レシピなしでも作れるように。有賀薫の「スープの学校」第2期がはじまります
有賀薫さんプロフィール
スープ作家。2013年から毎朝スープを作り続け、その数は4000杯以上。著書に『スープ・レッスン』など。素材の味を引き出すシンプルなスープを提唱し、料理初心者からプロまで幅広いファンを持つ。
