W杯史上初の誤認によるVAR介入が発生 [写真]=Getty Images FIFAワールドカップ2026で史上初の出来事が発生した。13日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
12日に行われたW杯・グループDの第1節でアメリカ代表とパラグアイ代表が対戦し、開催国のアメリカ代表が4−1で白星スタートを飾った。
注目が集まったのは50分の場面。パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンがドリブルで仕掛けた際にアメリカ代表DFティム・リームが対応し、アルミロンが転倒したことで、リームにはイエローカードが提示された。
しかし、映像を見返すと、両者の接触はなく、アルミロンがダイブして倒れていたことが明らかになっていた。そのままパラグアイ代表のフリーキックで再開されたものの、数秒後に主審が試合を止めると、オンフィールドレビューで主審がその場面を確認後、リームへのイエローカードが取り消され、逆にシミュレーションでアルミロンにイエローカードが提示されていた。
これまでイエローカードの訂正にはVARの介入は認めていなかったものの、今大会では誤認に関する事象にもVARが介入できるルール変更が設けられている。このルールでは、選手がイエローカードまたはレッドカードを受けた場合、ファウルが実際には相手チームの選手によるものであった時に、判定が覆される可能性があると規定されており、今回はこの誤認ルールが適用された形となった。
なお、審判団は今回、試合を中断する前に再開を許可したものの、通常は試合が再開されると中断することはできないため、多くの人が予想していたような形で使われたわけではなく、混乱が生じたが、これがW杯史上初の誤認によってVARが介入した出来事となった。
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