能登の中学生7人、サッカーW杯へ=被災地の「今」、現地で報告―支援に感謝、日本代表戦も応援

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2026年06月14日 08:31  時事通信社

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時事通信社

サッカーW杯北中米3カ国大会の開催地、米国へ出発する能登半島地震と豪雨で被災した石川県の中学生ら=13日午前、千葉・成田空港
 能登半島地震と豪雨で被災した石川県の中学生7人が13日、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開催地、米国へ出発した。約1週間の日程で、日本代表戦が行われるダラスなどに滞在。会場でエールを送るとともに、現地で被災地の「今」を報告し、義援金などを通じた支援への感謝を伝える。

 訪米は、被災地の子どもを励まし、世界とのつながりを持ってもらおうと、ちょんまげ姿で知られる名物サポーター角田寛和さん(63)らが企画。珠洲市と輪島市、能登町の中学生が参加した。

 池谷内悠太さん(12)=珠洲市=は小学4年で被災し、自宅が全壊した。父の勤務先の休憩室に家族5人で暮らす日々が続き、被災前は週2回通っていた地元サッカークラブの活動も約3カ月半、休止状態になった。訪米について「地震があった時の気持ちや、どのような生活をしていたかを伝えたい」と意気込む。

 一行はダラス到着後、日本代表の初戦、オランダ戦が行われる競技場周辺で、支援への感謝の言葉を書いた鉢巻きを配布し、試合も観戦する。その後、ダラスとロサンゼルスで報告会を開催し、被災地の現状と感謝を英語と日本語で伝える。

 成田空港で13日に行われた出発式には、日本航空子会社の格安航空会社(LCC)ジップエア・トーキョーの鈴木星志機長(46)も出席。被災した子どもたちが「前を向いてもらえるきっかけになれば」との思いで、7人が搭乗するフライトの機長を志願したといい、「旅を通じて将来の夢につながるような出会いやきっかけがあればいいなと思う」と語った。

 一行と一緒に現地入りする角田さんは「世界で躍動する選手を見て、諦めない心をぜひ学んでほしい」と期待を込めた。 
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