ハミルトンの勝利に盛り上がるイタリアメディア。フェラーリ代表も優勝を喜ぶも「冷静さを保つべき」と期待を抑える

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2026年06月18日 07:00  AUTOSPORT web

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2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 優勝を喜ぶフレデリック・バスール代表とルイス・ハミルトン(フェラーリ)
 スクーデリア・フェラーリHPのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、チームがグランプリで優勝するたびに自動的に高まる期待感を鎮めるべく迅速に行動し、ひとつの結果がシーズンの流れを変えるわけではないこと、そしてチームが今後の仕事に集中し続け、前進し、最終的に目標を達成するためにあらゆる機会を掴むことが不可欠であることを明確にした。

 前戦モナコでは36時間の入院を余儀なくされた健康面での不安から、まだ少し元気がない様子のバスールは、F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの終わりに笑顔で次のように語った。

「今日は先週と比べて何も変わっていない。結果は違うし、レース展開も異なるが、ガレージのスタッフ、マラネロのチーム、ルイス(・ハミルトン)、シャルル(・ルクレール)の献身的な姿勢は先週と変わらない」

「冷静さを保つ必要がある。すべてが魔法のようにうまくいくわけではない。先週はそうではなかったのだから」

 イギリスとイタリアのメディアがフェラーリのグランプリ優勝でルイス・ハミルトン一色に染めようと躍起になっているなか、バスールはフェラーリの目覚ましい進歩においてドライバーが果たした役割を称賛しつつも、これはひとりの力によるものではなく、たくさんのチームワークの賜物だと強調した。

「(ハミルトンがパフォーマンスを発揮するために何を必要としているのかについてのチームの理解は)進んでいる。フェラーリとルイスは日々、互いをより深く理解し合っている」

「結局のところ、すべては細部にかかっている」

 またバスールは、バルセロナでのハミルトンの勝利の鍵となった要因について、「今日見たように、トラックポジションは非常に重要だ。クリーンエアでないと苦戦するので、3ストップ戦略でルイスをクリーンエアで走らせたかった」と述べた。

 常に期待や誇張を抑えることで知られるバスールだが、ハミルトンの勝利に満足していないのかと問われると「これは非常に良い結果、非常にポジティブな結果だと受け止めている」と主張した。

「ルイスにとっても、マラネロのチームにとっても、トラックサイドのチームにとっても、全員にとって素晴らしい報いだ」

「しかし、先週と状況がまったく違うわけではない。(次の)オーストリアでも、今日や金曜日と同じアプローチで臨まなければならない」

 次のグランプリに向けて、フェラーリがレッドブルリンクに最初の開発を施したパワーユニットを持ち込むことはすでに明らかになっている。バルセロナで導入した空力のアップグレードが完璧に機能したことから、イタリアでは期待が高まっている。

 しかしバスールは、イタリアメディアに対し、「この件については落ち着いて、今夜は楽しませてほしい。いい点は、我々は正しい方向に向かっているとことだ」と訴えた。

「カナダとモナコは本当にいい週末だった。今週末は最初からペースがよかった。昨日は2台のマシンでポールポジション争いができた。これは大きな前進だと思っている」

 続けてバスールは、「重要なのは、今シーズン、チャンピオンシップはバルセロナでの結果ではなく、チームの開発能力にかかっているということだ」と警告した。

「ここ25年ほどは、バルセロナで成績のよかったマシンがシーズンを制すると言われてきた。しかし今シーズンは、各チームがマシンのパフォーマンスを向上させる能力がより重要になるだろう。ここでいい週末を過ごしたからといって、毎週末他チームを圧倒できるわけではない」

[オートスポーツweb 2026年06月18日]

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