
職場の人間関係がこじれると、それまで築き上げてきた実績や信頼が一瞬で崩れ去ることがある。
西日本の60代女性から、2年前まで約9年間勤務していたコンビニでの理不尽な体験談が寄せられた。最初は早朝の短時間勤務だったが、一生懸命働くうちにオーナーから信頼され、深夜と昼、深夜と夕方といった変則的なシフトや発注業務まで任されるようになったという。(文:島耕太郎)
「明らかにいじめなのに、正当化しようとする」嵐のような女性店員が来襲
しかし、店舗のために身を粉にして働く女性の前に、厄介な存在が現れる。辞める3年ほど前に入ってきた、新しい女性店員だ。
「問題ありの女性が入ってきました。嵐のような人で、人のミスは大声で言う、平気で怒鳴る、明らかにいじめなのに、正当化しようとするなど、とにかくひどかった」
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見かねた女性は「いじめとかいやなので本人に冷静かつ理論的に伝えたつもりです」というが、これが裏目に出てしまう。今度は女性自身がターゲットになってしまったのだ。
「私がいじめの対象になってしまい、無視、悪口、内緒話は当たり前で、私とすれ違う時などわざとぶつかって来る。私があげたフライヤーなど目の前で捨てるなどあまりにもひどいので、もう私も我慢できませんでした。声を荒げてしまいました」
執拗な嫌がらせに我慢の限界を迎えた女性だが、ここからさらに最悪な展開が待っていた。
「本当にむなしい9年間でした」
本来なら味方になってくれるはずのオーナーの態度が、なぜか急変したのだ。実はこのオーナー、もともと「気分屋で自分が気に入った人にはお世辞までいいますが、気に入らないとその人が辞めるまで無視し続ける」という極端な性格だった。
案の定、いじめ店員の吹き込みを真に受けたようで、女性は当時の状況をこう振り返る。
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「それからしばらくしてオーナーの態度が変わるのが手に取るようにわかりました。私は、あぁ〜あることないこと言われ、取り込まれたんだなぁ〜と思いました」
環境の悪さから辞める意向を伝えたところ、オーナーの妻や娘から引き止められ、最後の1年は日曜の昼だけ勤務したという。しかし、オーナーの態度は相変わらずだったため完全に退職した。
長年変則的なシフトや発注業務をこなして店を支えてきた結果がこれでは、女性が「本当にむなしい9年間でした」と振り返るのも当然だろう。
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