2026年F1第9戦イギリスGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2026年F1第9戦イギリスGP。グリッド上では今シーズン最多となる5人のドライバーがホームレースを迎えた。スタートではここのところ安定したスタートを見せていたメルセデスをパスしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップに立った一方で、後方では接触が起きていた。イギリスGP前半を無線とともに振り返る。
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フォーメーションラップ走行中のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に、いきなりトラブル発生。コース上に立ち往生してしまった。
クリス・クローニン:フェルナンド、聞こえるか?アロンソ:スイッチが全部オフになってしまった。クローニン:走れそうか?アロンソ:ああ。クローニン:ピットレーンに入るんだ。
アロンソはピットスタートとなった。
レースは1周目から、あちこちで混乱が起きていた。フランコ・コラピント(アルピーヌ)が19番グリッドから、一気に14番手にジャンプアップ。しかしチームメイトのピエール・ガスリーにコース外に押し出されてしまう。
コラピント:ピエールは何やっているんだ!
ガスリーにしてみれば、エステバン・オコン(ハース)と3ワイドになり逃げ道がなかった。コラピントはその後、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)にも強引に抜かれていった。
スチュワート・バーロウ(→コラピント):落ち着け。大丈夫だ。どうしようもない。ヒュルケンベルグを抜くことに集中しろ。
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はオリバー・ベアマン(ハース)車のリヤを引っ掛けてしまう。
アルボン:フロントウイングにダメージだ。ジェームズ・アーウィン:ああ。ウイング右側だ。
ベアマン:タイヤは大丈夫?ロナン・オヘア:ああ。四輪とも問題ない。
2周目オスカー・ピアストリ:ダメージを受けたと思う。何か地面に引きずっている。トム・スタラード:フロントウイングだ。すぐにボックスしろ。
ピアストリは21番手まで後退した。
一方、コラピントに追われていたヒュルケンベルグは単独スピンを喫し、19番手まで順位を落とした。
ヒュルケンベルグ:何が起きたんだ?スティーブン・ぺトリック:必要なことがあれば、言ってくれ。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はスタートでアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)をかわし、首位を快走していた。
5周目ブライアン・ボッツィ(→ルクレール):プランBで行くぞ。
ボッツィのいう「プランB」とは、ミディアムタイヤ→ハードタイヤの1ストップ作戦ということか。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)もアントネッリを抜いて2番手に上がっていたが、ルクレールのペースが優っている。
6周目ハミルトン:僕はどこでタイムを失っているの?カルロ・サンティ:ターン7の出口だ。
ハミルトンは、ルクレールのペースに追いつけないことに神経質になっているようだ。
4番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)はペースが伸びず、上位3台にジリジリと引き離されていた。
9周目ラッセル:ギヤボックスをチェックしてくれ。ダウンシフトがすごく変なんだ。マーカス・ダドリー:了解。
ダドリー(→ラッセル):ギヤボックスは問題ない。
ランス・ストロール(アストンマーティン)はこの週末も苦しいレースを戦っていた。ペースは絶望的に遅く、10周目の時点で19番手だった。
ストロール:もう離脱するべきだ。スティーブン・グラス:いや、もう数周我慢すれば、状況はよくなるはずだ。
5番手周回中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ギヤボックスの不具合に手こずっていた。
11周目フェルスタッペン:この数周何も言わずに来たけど、ダウンシフトがクソだ。
この周、ハミルトンはアントネッリにあっさり抜かれ、3番手に後退した。
ハミルトン:ディプロイがよくないね。カルロ・サンティ:了解。ターン16の出口で、ショートシフトを避けてくれ。
14周目ピアストリ:左フロントが厳しい。グレイニングが出てる。
ピアストリは緊急ピットインでハードタイヤに換えていたが、劣化が早いようだった。
一方レーシングブルズは、リアム・ローソン8番手、アービッド・リンドブラッドは1秒後方の9番手。前戦オーストリアではリンドブラッドがチームの指示を無視してローソンを抜いたことが話題になった。
リンドブラッド:もうちょっとペースを上げろと言ってくれない?ピエール・アムラン:わかった。伝える。
20周目前後、スタートタイヤのミディアムがそろそろ厳しくなる頃だ。
23周目サンティ:ボックス、ボックスハミルトン:タイヤ、まだ大丈夫だよ。全然大丈夫だ。サンティ:ボックスだ。
ダドリー:ボックス、ボックス。ルイスをフォローするんだ。ラッセル:ルイスのフォロー?ダドリー:そうだ。ルイスがステイアウトしたら、ステイアウト。ピットインしたら、すぐにピットだ。ルイスは5秒ペナルティを消化する。
23周目にハミルトンがピットイン。ラッセルもすぐに後を追った。
サンティ(→ハミルトン):アウトラップが非常に重要だ。
サンティ(→ハミルトン):今はP6だが、3位表彰台を争ってる。
その後ハミルトンはラッセルと、激しい5番手争いを繰り広げた。
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F1第9戦イギリスGP無線レビュー(2)に続く
[オートスポーツweb 2026年07月10日]