
安全を守るべき立場の人間が、その基本を疎かにしていることがある。投稿を寄せた60代の男性は、とある社会福祉法人の事業所に勤務していた際、職場の安全意識に関する信じられない実態を目の当たりにしたという。(文:篠原みつき)
ある日、顧客と職員が合同で火災時の避難訓練を実施した。訓練の際には、実際に火災通報ボタンを押す手順が含まれていたが、問題は訓練が終了した後に起きた。
訓練後の警報を誰も解除しようとしなかった
「訓練終了後、当該通報に関わる通報盤の赤色の警報点滅の表示を職員が見ても見ぬ振りをし、我関せずでスルーしてしまう」
訓練が終わって点滅しっぱなしになっている警報を、職員たちは誰一人として解除しようとしなかったという。
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男性によると、訓練時の警報をリセットしないままでは、別の緊急事態が発生した際に警報の確認に支障が出るおそれがあったという。
男性は「その状態を職員大方が放置する事自体、かなりヤバイ状態です」と当時の危機感を書いている。
万が一の事態に備えるための訓練で、かえって危機管理の意識の低いことが露呈してしまったようだ。
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