マクラーレンF1からリザーブのオワードが離脱へ。F1での経験に感謝も「人生のレース以外のことを楽しみたい」

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2026年07月11日 07:00  AUTOSPORT web

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2025年F1メキシコシティGP パト・オワード(マクラーレン リザーブドライバー)
 NTTインディカー・シリーズにアロウ・マクラーレンから出場しているパト・オワードが、マクラーレンに対し、同チームのF1プログラムからの離脱を申し出るという異例の行動に出ていたことが今週明らかになった。

 多くの若手ドライバーが現行のF1マシンをドライブする機会を必死に求めるなか、オワードは、マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームのレースドライバーになる現実的な可能性はないと判断し、年に数回のフリー走行1回目に参加するのはもう十分だとして、マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンに対し、プログラムから外すよう求めた。

 オワードは次のように述べた。

「ここ5年間、オフシーズンというものがなかった。この5年間はずっとレースをしてきたので、自分の人生のレース以外のことも楽しみたい」

「最近、決定権を持つザックのところへ行き、この件について話し合った」

「F1の世界で得た経験や、学べたことすべてに感謝している。そしてもちろん、特にここ数年は、あのレーシングカーをドライブするのは本当に素晴らしい経験だった。このマシンで何ができるのかを感じることができたからね」

 オワードはこれまで、数多くのフリー走行やTPC(Testing of Previous Cars/旧型車テスト)に参加してきたが、「今の自分は人生の別の段階にいると感じているし、もう本当に気にしていない」と語った。

「インディカーでは素晴らしい環境にいるので、F1のリザーブドライバーを続けたいと強く願うような気持ちはない。このシリーズが大好きだし、僕はこの場所にいたい」

 また興味深いことに、オワードは、一部のF1ドライバーから寄せられる現行マシンのフィードバックに対して明らかに感心しておらず、「現行のレーシングカーを見てみると、ドライブしたいとはあまり思わない」と認めた。

 マクラーレンはオワードからの要望についてまだコメントしていないが、ブラウンとチーム代表のアンドレア・ステラがそれを阻むことはないだろう。マクラーレンF1には他にもリザーブドライバーがいるため、インディカーのシーズン終了後の9月第1週目には、オワードは5年ぶりに本格的な休暇を取ることが可能になるはずだ。

 オワードは10月のアメリカGPとホームレースであるメキシコシティGPの週末にFP1へ参加する予定だったが、2027年のF1参戦を目指す育成ドライバーのレオナルド・フォルナローリがその役割を担うことになる。フォルナローリは先月ヘレスで行われたTGRハースF1チームのTPCに参加し、印象的な走りを見せた。マクラーレンは2027年に彼をオリバー・ベアマンのチームメイトとしてシートを獲得させるべく取り組んでおり、FP1に参加する機会が増えることは、シートを獲得する可能性をさらに高めることになるかもしれない。

[オートスポーツweb 2026年07月11日]

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