ドライアップの第7戦予選は勢力図が一変。復活の野尻智紀が通算24回目のポールポジションを獲得【第7戦予選レポート】

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2026年07月18日 12:00  AUTOSPORT web

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第7戦のポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS) 2026スーパーフォーミュラ第3戦・第6戦・第7戦富士
 7月18日、静岡県の富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の公式予選が行われ、第6戦予選からコンディションが変化するなか、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が1分22秒815を記録し、通算24回目のポールポジションを獲得した。

 8時15分から行われた第6戦の公式予選の後、富士スピードウェイではKYOJO CUPの予選、ポルシェ・カレラカップ・ジャパンの予選が行われ、その間にレコードライン上はドライアップ。第6戦の予選から転じて、10時35分から行われたスーパーフォーミュラ第7戦の公式予選は、濡れた部分が残りウエット宣言が出されたものの、Q1から全車がスリックタイヤを使ってのアタックが展開されることになった。


●Q1:ウエットの第6戦から勢力図が一変

 気温26度/路面温度30度というコンディションで迎えたQ1のA組は12台が出走。この週末、ほとんどスリックタイヤでの走行の機会がない状況で迎えた予選となったが、各車がウォームアップを経てペースを上げていく。しかし残り3分というタイミングで第6戦のQ1でA組のトップタイムを記録していたルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)が最終コーナー立ち上がりで姿勢を乱し、コース上にストップ。赤旗が出された。これでブラウニングは再アタックができず、第6戦のA組トップタイムから転じてA組の最下位が決定した。

 Q1のA組は10時46分に再開され、各車ともチェッカーに向けて早めにタイヤを温めアタックを展開。2周続けてタイムを縮めていった牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分23秒636を記録し、A組のトップタイムとなった。2番手は佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、3番手には山下健太(KCMG)が続いた。第6戦では悔しい予選となった岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は4番手でQ2進出を果たし、5番手には松下信治(DELiGHTWORKS RACING)がつけチームにとって嬉しいQ1突破を果たした。

 10時55分から始まったQ1のB組は、A組同様に第6戦とは勢力図が一変した。ウォームアップを経て行われたアタックでは、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が1分23秒234を記録しトップでQ2に進出。第6戦でQ1敗退となった坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が2番手、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手につけた。

 一方で、第6戦のポールポジションだったザック・オサリバン(TEAM IMPUL)は9番手でQ2進出ならず。第6戦で4番手につけた小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)も10番手でQ1敗退となった。


●Q2:熾烈なアタック合戦を制し野尻がポール獲得

 11時15分から始まったQ2では、坪井や牧野がコースイン後、ピットでの作業のタイミングをずらすなど作戦面での変化をつけてきたが、少しずつ晴れ間が見えるなか、チェッカーに向けて続々とアタックが行われていった。

「ポールポジションを獲りにいった」という牧野がピット位置の利を活かし、2回目のピットイン前に記録していた1分23秒184がターゲットとなっており、なかなかこれを上回るマシンは現れなかったが、最後の最後に1分22秒815を記録し、通算24回目のポールポジションを獲得したのは野尻。嬉しい今シーズン初のポールとなった。

「このところあまり良い結果が残せていませんでしたが、まだまだこんなところで終わるわけにはいかないと、この年齢になってももがいて、下の世代に打ち勝とうとやってきました。焦りや感情的になるときもありましたが、それも次への一歩だったと思います。予選ですけど、こうして形にできました。明日の楽しみが増えました」と野尻は予選後のフラッシュインタビューで語った。

 2〜3番手は牧野、太田と続きDOCOMO TEAM DANDELION RACINGが占めることに。4番手にはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)がつけた。坪井は5番手、岩佐が6番手と、第6戦の予選からは一変した上位陣となった。

 スーパーフォーミュラ第7戦の決勝レースは7月19日15時35分から行われる。

[オートスポーツweb 2026年07月18日]

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