2027年以降のPU規則変更について「フェルスタッペンと話し合った」とドメニカリCEO。F1残留に自信を見せる

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2026年08月12日 18:00  AUTOSPORT web

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2026年F1第11戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、F1の将来に繋がる興味深い情報を示し、2027年に予定されているF1のレギュレーション変更について4度のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)に直接意見を求めたことを明かした。そしてドメニカリは、実際に規則が変更された際に、フェルスタッペンがF1を離れずにグリッドに並んでいると考えているという。

 この事実は、フェルスタッペンにとって微妙なタイミングで明らかになった。レッドブルがかつての圧倒的な強さを取り戻そうと苦戦するなか、フェルスタッペンは現在ドライバーズ選手権で6位につけていて、今シーズンはまだ勝利に手が届いておらず、フラストレーションの溜まる2026年シーズンを過ごしている。

 議論の焦点となっているのは、F1の新しいパワーユニットの規則だ。2026年に導入された新しい規則では、電気エネルギーと内燃エンジンの出力比率を50対50としたが、この規則変更はパドック内で意見を二分させた。フェルスタッペンはこの規則を最も強く批判しているひとりであり、特にドライバーにエネルギー回生を強いる点について声をあげた。

 この出力比率を変更し、2027年には『58対42』と内燃機関の比率を高くして、2028年には『60対40』とすることが世界モータースポーツ評議会で承認された。ドメニカリは、これまでに得られた反応は好意的なものであると明かし、メディアに対して「すでにシミュレーターで来季に向けた変更を試したドライバーたちは、正しい方向に進んでいると言った」と語った。

「そしてマックスともその点について話し合った」

「忘れてはならないのは、ガバナンスの仕組みがあって、レギュレーションを変更するには、チームやマニュファクチャラーがFIAおよび我々(FOM)の立場に同意する必要があるということだ」

 ドメニカリのコメントは、フェルスタッペンが遠い外野から石を投げて批判していたわけではなく、F1の技術的な方向性をめぐる議論に積極的に関与してきたことを示唆している。またこのタイミングでの発言は、特に興味深いものだ。というのも、今シーズンを通してフェルスタッペンの去就をめぐる憶測が増えたからだ。フェルスタッペンが今季はまだ優勝していないことや、現行の規則への不満があることから、ライバルチームへの移籍からF1を離れる可能性まで、様々な噂が飛び交っていた。


■「フェルスタッペンと素晴らしい関係を築いている」

 提案されている変更に対するフェルスタッペンの反応について問われると、ドメニカリは非常に自信に満ちた様子を見せた。

「マックスは大いに満足してくれると思う。マックスはF1を愛し、その未来にも関心を持っているという状況にある。我々は彼の将来や、将来に向けた規則について話し合っているところだ」

「彼とは素晴らしい関係を築いている」

 フェルスタッペンはF1の方向性への不満を度々公にしてきたが、ドメニカリの言葉が示す舞台裏の状況は、それとは大きく異なっている。つまり決別が迫っているのではなく、継続的に対話があるということだ。ドメニカリがフェルスタッペンの代弁をすることはなかったが、楽観的な姿勢は明確なものだった。

「F1には彼が我々の一員であるだけの十分な余地がある。しかしもちろん、彼が望む形で将来を決めることになるだろうし、このスポーツも前を向いて進んでいく」

「私の考えでは、マックスは我々とともに歩み続けるだろう。そして、私も心からそう願っている」

 F1オランダGPの開催が2週間後に迫るなか、々の関心はフェルスタッペンの次なる動きに向けられている。フェルスタッペンがレッドブルに残留するにせよ、別の道を選ぶにせよ、ドメニカリのコメントは、F1がこの最大のスター選手とともに歩んでいく未来を想定しており、彼の意見を考慮して規則を定めることに前向きであることを示唆している。

[オートスポーツweb 2026年08月12日]

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