2026DTMオッシャースレーベン戦のレース2でトップチェッカーを受けるランボルギーニ・テメラリオGT3 ランボルギーニ・テメラリオGT3にとって世界的なレースでの初勝利と思われていたオッシャースレーベンでのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)第2レースから3週間近くが経過した後、ミルコ・ボルトロッティとグラッサー・レーシング・チームは、その勝利を剥奪された。
今週末にニュルブルクリンクで開催されるラウンドを前に、8月13日午後にADAC(ドイツ自動車連盟)が下した決定によると、63号車ランボルギーニのホイールベアリングが、テメラリオGT3のDTMホモロゲーションに適合していなかったことが判明した。
■チームは過去の“明確化”が有効と主張
ADACの声明には次のように記されている。
「スチュワードはテクニカル・デリゲートから報告を受けた。それによると、オッシャースレーベンでのDTM第2レース終了後、詳細な検査を行うために63号車のホイールベアリングがホイールハブとともに取り外された」
「検査の結果、63号車のホイールベアリングは、ランボルギーニ・テメラリオのDTMホモロゲーション2026(DTM GT3ホモロゲーション:DTM-GT3-059/6.3 ホイールベアリング・フロント)に適合していないことが判明した」
「これは(2026年DTMの)スポーティングレギュレーション第5.1条への違反に該当する」
「スチュワードは、当該競技者およびテクニカル・コーディネーターから事情を聴取し、入手可能な証拠を検討した」
「チーム側は、過去のイベントや他のレースではホイールベアリングの改造が認められていたものの、今回のDTMイベントに向けてそれを交換し忘れたと説明した」
「さらにチーム側は、2024年版DTMスポーティングレギュレーションに関する明確化が、現在もダウンロードセンターの2024年用フォルダから入手可能であり、自分たちの認識ではそれが依然として有効であると主張した」
「それにもかかわらず、スチュワードは当該改造が認められるものではないと判断し、この違反に対する処分として、オッシャースレーベンでのDTM第2レースにおける失格を決定した」
しかしながら、チーム代表のゴットフリート・グラッサーは、この決定に対して控訴する意向を当局に伝えたものとみられている。
この失格処分により、7月26日に行われた同レースの暫定的な勝者は、マーロ・エンゲルを擁するウインワード・レーシングのメルセデスAMG GT3 Evoとなった。
もうひとつ注目すべき事実は、これにより『テメラリオGT3』にとっての世界初勝利は、実際には先日のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権ロード・アメリカ(8月2日開催)で、パフ・モータースポーツのアンドレア・カルダレッリ/サンディ・ミッチェルによって達成されたことに変更になる点だ。
IMSAは火曜日、この6時間耐久レースであるミシュラン・エンデュランス・カップ戦の公式リザルトを発表している。
[オートスポーツweb 2026年08月15日]