最後の長丁場で2024年王者が首位田口組を猛追。ミツビシ、トヨタ、いすゞが三つ巴のまま最終日へ/AXCR

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2026年08月15日 11:50  AUTOSPORT web

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SS5を制し総合2番手に浮上したマナ・ポーンシリチャード(トヨタ・ガズー・レーシング・タイランド/102号車トヨタ・ハイラックス・トラボ) アジアクロスカントリーラリー2026
 第31回ムサシ・アジアクロスカントリーラリー2026もいよいよ大詰め。8月14日、競技5日目となるレグ5が行われ、マナ・ポーンシリチャード(トヨタ・ガズー・レーシング・タイランド/102号車トヨタ・ハイラックス・トラボ)がSS5を制した。総合首位の座は依然、チーム三菱ラリーアートの田口勝彦/保井隆宏組(106号車ミツビシ・トライトン)が守っている。


■日本人が6名がトップ10フィニッシュ

 最後から2番目のステージとなったSS5は、タイのカンペーンペットから今大会のフィニッシュ地点となるピッサヌロークに至る390.92kmのコースのうち、183.6kmで争われた。最終日に設定されているSS6は60kmに満たないショートステージとなるため、このレグ5は各選手やチームにとって勝負の一日に。

 そのSS5は、ジャングルやフラットダートの農道、集落の中の狭い道などが戦いの舞台となるなか、2024年のウイナーで今季はXCRスプリントカップシリーズにも参戦しているポーンシリチャードが、2時間42分15秒というタイムでSS2以来となる今大会2度目のステージウインを達成。総合5番手から順位を3つ上げてきた。

 ポーンシリチャードから4分02秒遅れのステージ2番手にはトライトンを駆る田口がつけ、3番手にトップから7分の後れを取ったスワット・ライジラピニャ(いすゞ・スパン・トレーン・チタニウム・ヨコハマ・ネクスター・ラリー・チーム/110号車いすゞD-MAX)が続いたことで、トヨタ、ミツビシ、いすゞが上位を分け合うかたちとなった。

 このステージでは日本人ドライバーの活躍が光り、3番手と36秒差の4番手フィニッシュとなった番場彬(クスコ・レーシング/119号車ミツビシ・トライトン)のほか、ステージ5番手のベイリー・コール(フィーリク・イノベーション・モータースポーツ/103号車フォード・ラプター)からジャスト1分差で鎌田卓麻(チーム・テイン/120号車トヨタ・ハイラックスGRスポーツ)が6番手、今大会初のトップ10フィニッシュを果たした小出一登(チーム三菱ラリーアート/118号車ミツビシ・トライトン)が8番手、さらに柳澤宏至(クスコ・レーシング/111号車ミツビシ・トライトン)と新田正直(トラス・パワー135 TRDハイラックス)が9番手と10番手で続き、トップ10の過半数を日本人ドライバーが占める結果となっている。

 総合順位ではレグ3でトップに立った田口/保井組が首位をキープ。2番手とのタイム差を前日終了時点の3分18秒から5分21秒に拡げることに成功し、AXCR初優勝に向けて着実に歩みを進めた。

 総合2番手はここに来て順位が入れ替わり、ステージベストを記録したポーンシリチャードが、同7番手フィニッシュとなったディツァポン・マニーン(いすゞ・スパン・トレーン・チタニウム・ヨコハマ・ネクスター・ラリー・チーム/105号車いすゞD-MAX)を抜いて2番手に浮上した。3番手マニーンと首位田口のギャップは8分59秒だ。

 3メーカーの精鋭が総合優勝を懸けた三つ巴の戦いを繰り広げるなか、AXCR初出場の鎌田も4番手と好位置につける。レグ5の総合トップ5を締めくくったのは、首位から20分46秒差のトンチャイ・クリンケート(いすゞ・スパン・トレーン・チタニウム・ヨコハマ・ネクスター・ラリー・チーム/108号車いすゞD-MAX)だったが、わずか9秒差で元7連覇王者ナタポン・アングリッツァノン(トヨタ・ガズー・レーシング・タイランド/107号車トヨタ・ハイラックス・トラボ)が追いかけている。

 アジアクロスカントリーラリーの競技6日目、最終日のレグ6はピッサヌロークを拠点にループを描く総走行距離239.32kmのコースが設定された。今大会のウイナーが決定する最終ステージSS6は58.62kmで争われる予定だ。

[オートスポーツweb 2026年08月15日]

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