
グラフィックスカードの高騰は、9月に入って少しずつ落ち着きを取り戻してきている様子だ。TSUKUMO eX.は「お盆頃から値上がり予定だった製品の大半は、もうその価格で売り場に並んでいる感があります」という。
●10万円切りのRTX 5060 Ti(16GB)カード、7万円台のRX 9060 XTカードも
ただ、その中でも値上がり前の水準で売られているカードもわずかながら見つかる。「終息するモデルは値上げ対象に入れなかったメーカーもあるみたいで、そのへんの差が一部で見られますね」(同店)という。
例えば、TSUKUMO eX.では、MSIのGeForce RTX 5070カード「GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC」が16万800円となっているのに対し、そのホワイトモデルである「同 WHITE」の価格は11万9799円と、4万円以上の差が開いていた。
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そうした従来価格の製品は各ショップで人気が高まっており、あるショップは「メモリ16GBで従来の価格のモデルは今週末くらいになくなると思いますよ」と予想していた。
グラフィックスメモリ16GB搭載カードといえば、お盆明けには6万円台のRadeon RX 9060 XTが少数残っていたが、今週(8月30日週)は7万円台前半のモデルがわずかに見られる程度だった。
GeForce RTX 5060 Ti(16GB)カードもあらかた値上がりが済み、14万円台半ばからが相場になっているが、10万円切りの特価も探せば見つかる。
こうした動きから、上記のショップは「型番単位よりGPUやメモリ基準で柔軟に買い物をすれば、ギリギリお買い得なカードが見つかる。今はそんなタイミングかもしれません」と話していた。
●12V-2x6の電力制御&モニタリングが可能な電源バランサーが登場
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グラフィックスカードが値上がりしていることもあり、カードの故障リスクを抑えるツールへの注目が集まっているのは先週も報じた通りだ。
今週はaqua computerから、新たな電力制御ツールが売り出された。12V-2x6電源コネクターを備えたグラフィックスカード用の電源バランサー「AMPINEL 12V-2x6 graphics card power management」で、価格は2万1000円弱となる。入力コネクターの向きが180度異なる「type A」と「type B」があり、価格は変わらない。
グラフィックスカードの12V-2x6コネクターと対応する電源ケーブルを中継し、電流や発熱などをレール単位でリアルタイム計測し、コネクターでの電力損失を抑える仕様となっている。瞬時の調整を自動で行い、モニタリング情報は本体のディスプレイや、aquasuiteソフトウェアでの表示にも対応している。
入荷したオリオスペックは「かなり高度な処理を自律的にこなしてくれます。専用ソフトの評判も高いですし、注目している人は少なくないと思います」と高く評価していた。
ただし、「ファウンダーエディションや一部のモデルでは、type AでもBでも接続できない可能性があります。対応環境をしっかり調べた上で購入を決めてください」とのことだ。
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