2026年F1第16戦バーレーンGP(マレーシア開催) フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2026年F1バーレーンGP(マレーシア開催)の決勝で、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは今季最高位の8位を獲得、今季3回目の入賞を果たした。ランス・ストロールは今季ベストの12位だった。
雨でスタートがディレイされた後、フォーメーションラップで数台が問題に見舞われたため、スタート手順のやり直しが行われることとなった。雨が上がり、路面が乾き始めるた状態で各車のタイヤ選択が分かれるなか、アロンソとストロールはミディアムタイヤでコースイン。しかしコンディションはインターミディエイトに適しており、ストロールは早々にピットインしてインターミディエイトへ交換し、スタート後に13番手を走行。一方、アロンソはミディアムでステイアウトした結果、他のスリック勢と同様に後退し、17番手にポジションを落とした。
9周目にセーフティカーが導入された際に大部分のドライバーとともに、ストロールとアロンソもピットイン。ハードタイヤに交換し、ストロールは11番手、アロンソは18番手からスティントを開始した。
ストロールは13番手にポジションを落とした後、28周目にタイヤ交換を行い、ハードタイヤに交換。35周目にアロンソの後ろに下がり、バーチャルセーフティカー下の43周目にソフトタイヤに履き替え、13番手を走行。ジョージ・ラッセル(メルセデス)のリタイアで12番手に上がり、ポジションを守ってフィニッシュした。
アロンソは16周目にはストロールの後ろ14番手まで挽回。31周目にハードタイヤに換えて、35周目にストロールの前に出た後、エステバン・オコン(ハース)、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)を抜いて10番手に。セーフティカー下の45周目にピットインして、最終スティントでソフトを履き、ラッセルのリタイアとランド・ノリス(マクラーレン)のコースオフで50周目に8番手に浮上した。前を行くリアム・ローソン(レーシングブルズ)には0.619秒届かなかったが、ノリスを0.621秒差で抑えきり、8位と4ポイントをつかんだ。
チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「フェルナンドが8位、ランスが12位でフィニッシュし、4ポイントを獲得して今季最高の結果を達成できたことは素晴らしい」
「2人のドライバーは午後を通して争いに加わり、いくつかの力強いオーバーテイクを決め、訪れたチャンスを最大限に生かした。予選で示した速さを決勝の結果につなげられたことは励みになる」
「雨のコンディションやスタートディレイなど、午後には本当に多くのことが起きた。そのため、レースがどのように展開したのか、そして我々が下したいくつかの判断について、徹底的に振り返る必要がある」
「また、わずか数カ月前の決定にもかかわらず、このレースを実現するために素晴らしい協力をしたバーレーンとマレーシアにも感謝する」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=8位(55周/55周)12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
「今週末はこれまでより競争力があり、8位を獲得できた。僕たちにとって良い結果だ」
「レースでは本当に多くのことが起きた。ドライタイヤでスタートして難しい状況に自分たち自身を追い込んでしまったが、幸いにもセーフティカーのおかげで新しくレースをスタートすることができた」
「ポイントを獲得できる週末はそれほど多くない。今回はうまく戦い、チャンスをものにすることができた」
「このペースをシンガポールまで維持できるかどうかを見てみよう。理論上は、シンガポールにも多少の期待が持てる。スタート時の問題はかなり奇妙なものだったので、そこで何が起きたのかを理解する必要がある」
(F1のインタビューで語り)「とても満足している。もちろん、ポイントを獲得できる週末はそれほど多くないし、そうしたチャンスではミスをするわけにはいかない。今日はレースをうまく戦うことができたと思うし、チームのためにもうれしい」
「スタートではスリックタイヤを履くという賭けをした。あの時点での判断は最高のものではなかったが、それでもマシンをうまくコントロールし、あの時点ではコース上でフェラーリより速かった。だから、そのまま走り続けた」
「全体として、今週末はより競争力があったし、僕たちはそのパフォーマンスをしっかり結果につなげることができた」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=12位(55周/55周)14番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト→ハード→ハード→ソフト
「マレーシアに来る前から、このサーキットは僕たちのマシンに少し合っていると分かっていた。パワーがそれほど重要ではなくグリップが制限されていることが、僕たちにとって助けになったんだ。コース上で他のマシンとバトルするのが楽しかった」
「天候はとても難しかったし、スタートが遅れたことで、良いレースの一部を失ってしまったと思う。最初にコースへ出た時、とても滑りやすかったことに驚き、ピットに入ってインターミディエイトに交換したが、それは正しい選択だった」
「ハードタイヤはかなり丈夫だと感じたし、今振り返れば、2セット目ではもっとプッシュできたと思う。そこで2つほど順位を失ったことで、ポイント圏外でフィニッシュすることになった」
[オートスポーツweb 2026年10月04日]