今季限りでバルセロナを退団する可能性が浮上したプジョル [写真]=VI-Images via Getty Imagesスペイン紙『ムンド・デポルティボ』は15日、バルセロナのスペイン代表DFカルラス・プジョルが今シーズン一杯でクラブを退団する可能性があることを報じた。
現在35歳のプジョルは、10月19日に行われたリーガ第9節オサスナ戦で7カ月振りに復帰を果たした。しかし、近年故障に悩まされ続けている両ひざの疲労回復は思うようにいかず、連戦が利かない状況にある。実際、復帰して以降の公式戦13試合のうち5試合にしか出場しておらず、DFラインに故障者が続出している状況でも2試合連続のプレーはない。
この状況を考慮するプジョルは、まずは自身のフィジカル・コンディションと相談しながらバルセロナで来シーズン以降もプレーを続けるか否かを決定。退団する場合は、引退か移籍のどちらかを選択する流れになるという。なお同紙によると、プジョルが現役続行を決断した場合、行き先はカタールもしくはアメリカになる可能性が高いとのことだ。
いずれにしても、カンテラ時代から19年目、トップチームで15年目、主将として11年目を迎えたプジョルが退団するとなれば、クラブにとっては一時代の終焉を意味することは間違いないだろう。