男性生殖力アップのために必要な6項目

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2014年08月05日 11:10  妊活・卵活ニュース

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近年、増加傾向にある男性不妊 サン・モーリス(仏)の健康監視研究所(Institut de Veille Sanitaire)が数年前に発表した研究報告書によると、1989年から2005年の間で平均的な精子数が3分の1減少したという。

研究は男性2万6千人を対象に実施された。研究開始時、35歳男性の平均的な精子数は1ミリリッター当たり7360万個であったが、2005年には4940万個に減少していた。

スパイア・ブリストル病院の不妊治療専門医バレンタイン・アカンデ医師(Valentine Akande)は、以下6項目のライフスタイル改善により精子数を増やし、男性生殖力を高めることが可能であると助言している。

改善すべきライフスタイル6項目 1.喫煙を止める

タバコに含まれる化学物質は、精子数の減少や精子運動率の低下を引き起こし、精子形態へ悪影響を与える。また、精子と卵子の受精を妨げ、自然妊娠する確率を下げる。

2.アルコールやカフェインの過剰摂取を控える

男性不妊とアルコール摂取量は比例関係にある。アルコールの影響を受け、精子生産量やテストステロン量は減少する。

また、習慣的なカフェインの過剰摂取は、精子の染色体異常のリスクを高める可能性があるとの報告されている。

3.男性器の過熱に注意する

男性器は熱に弱い器官である。衣服の締め付け、熱いお風呂などで男性器が高温状態になると、熱により精子の機能が衰える。生殖機能を維持するためには、体温より2〜3℃低い温度環境が最適であるという。

4.過度な運動に注意する

スポーツジムなどで行う運動は身体にとって負担となり、精子生産量を減少させ、不妊を引き起こす要因と成り得る。

5.適正体重を保つ

肥満は女性ホルモン「エストロゲン」の過剰分泌、テストステロンの減少を招く。その結果、精子数は減少し、性的衝動も減退するという。

6.ビタミンを摂取する

亜鉛は精子運動率を向上させる効果があるため、葉物の野菜・緑の野菜、ナッツ類を積極的に摂取するよう心掛ける必要がある。また、ビタミンC、葉酸、セレニウムといった抗酸化物質やビタミンは精子の機能を助ける。

最後に、状況に応じて医師に相談することも必要である。アカンデ医師は、長期間(6ヶ月以上)子供に恵まれない場合、パートナーが35歳以上の場合、医療機関にて不妊症検査(血液検査、精液分析)を受けることを推奨している。

FEMALE FIRTST

Spire The Glen Hospital,Bristol

男性不妊ナビ

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