彼女との結婚は考えられない…何があった？

交際期間7年の友人がいます。なかなか結婚しないので、飲み会で突っついてみたところ、「…彼女のことは好きなんだけど、結婚となると違う気がするんだよね」と、思いもよらない答え！彼女ももう30歳近いし、結婚対象じゃないなら別れたらいいのに…。 友人は言葉を濁していたけれど、彼女を結婚対象として見ることができなくなった“きっかけ”があったのだそう。う〜ん、気になる…。 そこで20〜30代の男性に「お付き合いしている彼女に対して、『この人との結婚は考えられないな…』と思った瞬間ってある？」と聞いてみたところ、なんと41%の人が「ある」と回答！どひゃ〜！どんな瞬間にそう思ったの？ ●「私より仕事が優先なんでしょと言われたとき。仕事上の付き合いや残業などに対する理解がない」（25歳） ●「ものすごい勢いで人の悪口を言っているとき」（38歳） ●「いわゆる『かまってちゃん』だった。電話やメールが1日何十件もあるので、自分の時間が持てずやりたいことに集中できなかった」（32歳） ●「時間にルーズだった。生活をしていく上でのパートナーとは思えなかった」（37歳） ●「デートで外食や、自宅デートをしていて気付いたのが、金銭感覚や食生活があまりに違いすぎたこと。恋人同士なら良いが、長期的な結婚は難しく感じた」（28歳） う〜ん、普段のちょっとした言動が、「結婚NG」というジャッジにつながっているようですね。ちょっとコワイ…（汗）。男性心理に詳しいマリッジカウンセラーの久野浩司さんに「どういうときに男性は『この人との結婚は考えられない』と判断するのですか？」と聞いてみたところ、次の3つを挙げてくれました！ 1．浪費　　 最も男性が嫌がるのが“浪費癖”。彼女が身に着けているブランドもの、洋服や装飾品…「彼女が自分で買ううちはいいが、将来自分のお財布から出るとなると…」と男性は現実的に考えるものです。経済の先行き不透明な昨今、結婚を考えたときは“やりくり上手で堅実”な女性の方が確実に支持されます。 2．依存　 精神面、経済面の両方に言えますが、男性に100%依存する女性は結婚相手には選ばれません。特にイマドキの男性は経済的にも対等な女性を求める傾向があります。女性はいずれ出産・子育てで戦線離脱する可能性がありますが、それまでは堅実に、一緒に貯金ができるパートナーが理想。だから付き合っている時点ですべてを彼に依存するような女性は、男性からすれば重荷なのです。 3．嫉妬（束縛） 残業や週末の急な出勤、付き合いの飲み会なのに疑う、メール、LINE、SNSで彼の動向をチェックする…そんな女性は誰しも重荷です。付き合い始めのお互い盛り上がっている時期ならいいかもしれませんが、付き合いが落ち着けば、「結婚したらこれが一生続くのか」とウンザリするようになります。 なるほど！この3つは特に、男性にシビアに見られているのですね。もし「私との結婚を考えていないかも…」と感じたら、女性側はどうすればいいのでしょう？ 「気付いた瞬間から、行動することです。仕事を褒めて彼に自信を持たせたり、料理を勉強してレパートリーを増やしたり、知り合いの子どもをあやしてみたり…『彼女との結婚もアリかも』と感じさせる努力をして、『自分と結婚したらメリットがいっぱいある』と自信を持って示しましょう。その上で、お互いの今の気持ちや結婚に対する本音を話し合うのがベスト。腹を割って本音のコミュニケーションができなければ、実際に結婚しても同じ問題が起こりますよ」 付き合いが長くなると、どうしてもお互いを思いやる気持ちは薄れるものですが、そんな“気を抜いた瞬間”に男性は幻滅しているのかも。まぁお互いさまではありますが、大好きな彼ならば、諦めずにその時点から自分を見直し、行動することが大切。そして、楽しい恋愛生活を結婚につなげていくのが賢い方法かもしれませんね♪ 【取材協力】 久野浩司さん わずか1カ月で運命のパートナーと出会う女性続出の「恋愛ライフデザインセミナー」主催。NPO法人「日本ライフデザインカウンセラー協会」公認マリッジカウンセラー。