ヤンキース、早すぎる終戦…20勝左腕を前に打線沈黙、田中は2失点で敗戦投手に

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2015年10月07日 12:20  ベースボールキング

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4番に入ったA・ロッドも4の0、2三振と沈黙…[Getty Images]
〜ALワイルドカードゲーム〜
● ヤンキース 0 − 3 アストロズ ○
<現地時間10月6日 ヤンキースタジアム>

 アメリカ・メジャーリーグはついにポストシーズンが開幕。勝った方が地区シリーズへと進出する一発勝負のワイルドカードゲームが現地時間10月6日(日本時間7日)にヤンキースタジアムで行なわれ、ワイルドカード2位のアストロズが1位のヤンキースを破り、地区シリーズ進出を決めた。

 一発勝負の大一番、ヤンキースは今季12勝の田中将大に先発のマウンドを託した。

 初回こそ2三振を奪う快調な滑り出しであったが、2回に先頭のラスマスに初球をライトスタンド中段まで運ばれると、4回には先頭打者のゴメスにまたしても初球を捉えられ、レフトスタンドへのソロを被弾してしまう。

 キャリアワーストの25本塁打を浴びた今季を象徴するような失点の仕方を露呈した田中は、5回までで降板。初めてのポストシーズンのマウンドは、5回を4安打、3四球、3奪三振で2失点という内容に終わった。

 反撃したい打線も、今年20勝を挙げてア・リーグ最多勝を獲得したアストロズの左腕・カイケルを前に打線が沈黙。今季は2戦2敗、16イニングで1点も取ることが出来なかったという“天敵”を相手になす術なく、この日も6回までわずか3安打、7三振で0点に封じ込まれた。

 すると、攻略の糸口をまったく掴めないまま迎えた7回表、ヤンキースは3人目のベタンセスが1番のアルテューベにタイムリーを許して3失点目。致命的な追加点を奪われてしまう。

 カイケルを前に苦しんだ打線は、7回から継投に入ったアストロズのリリーフ陣も打ち崩すことはできず。4投手によるリレーを前に放った安打がわずか3本で、スコアボードに9つの「0」を並べた。

 ヤンキースにとって3年ぶりとなったポストシーズンは、わずかに1試合で閉幕。これにて2015年シーズンが終わった。勝ち上がったアストロズは、現地時間8日から中地区優勝のロイヤルズとの地区シリーズに挑む。

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  • やっぱジーター居ないのが違和感半端ないわ。
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