前田健太、7回途中1失点も4敗目 渡米後最多の9奪三振も打線が零敗

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2016年06月09日 14:21  ベースボールキング

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失意の降板もベンチ前でカーショーのねぎらいを受ける前田健太
● ドジャース 0 − 1 ロッキーズ ○
<現地時間6月8日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの前田健太が8日(日本時間9日)、ロッキーズ戦で7回途中1失点の好投を見せるも、打線の援護を得られず4敗目(5勝)を喫した。

 前回登板(現地時間3日)のブレーブス戦は立ち上がりに苦しんだが、この試合は3者連続三振のロケットスタート。2回も4番アレナドを空振り三振に仕留め、前の回から4者連続。後続も落ち着いて退け、自身3連勝へ向け最高の滑り出しを見せた。

 3回に二死から初安打を許すも後続をピシャリ。4回は先頭打者を出したが、ここでも3番ゴンザレス、続くアレナドを連続三振。5番パーラも二ゴロに打ち取り先制点を与えなかった。

 0−0の6回は、一死から1番ブラックモンに二塁打を許す。だが、続くルマイユの痛烈なライナーを一塁手・ゴンザレスがジャンプ一番で好捕。続くゴンザレスは簡単に追い込むと、最後は渾身の直球を振らせガッツポーズを作った。

 しかし7回、一死から5番パーラに二塁打を打たれると、二死から左打者の7番デスカルソが打席へ。ここで、ロバーツ監督がマウンドへ向かい交代かと思われたが、ベンチは続投を決断。だが、前田はデスカルソに初球のカーブを中前へ弾き返され、先制点を失ったところで降板となった。

 代わったリベレーターが後続を抑え、前田は6回2/3を1失点。メジャー移籍後最多となる9奪三振、5安打1四球の好投を見せたが、打線の援護がなく4敗目を喫した。それでも、立ち上がりから安定感抜群の内容で試合を作った背番号18は、降板時に本拠地ファンから喝采を受けた。

 ドジャース打線はここまで1勝4敗のロッキーズの先発左腕・ルーシンを攻略できず、代わった7回以降もゼロ行進。5回は9番前田の犠打失策で一死満塁の好機を作ったが、1番ヘルナンデス、2番ターナーの長髪コンビが揃って凡退した。

このニュースに関するつぶやき

  • 安定してるカーショウのほかに、カズミア、マエケンあたりに勝ちがついていかないと、SFとの差は縮まらない。。 大連勝が欲しいとこなんだが…。
    • イイネ!1
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