浦和が破竹の6連勝で2ndステージ制覇! 最多得点&最小失点で他クラブを圧倒

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2016年10月29日 17:17  サッカーキング

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セカンドステージ優勝セレモニーに参加する浦和レッズの選手たち [写真]=兼子愼一郎
浦和レッズが、2016 明治安田生命J1リーグ・セカンドステージを制覇した。

 5連勝でセカンドステージ優勝へ大きく近づいている浦和は、2位川崎フロンターレに6ポイント差を付けて29日の第16節を迎えた。引き分け以上でステージ制覇が決定するという状況で、残留を争う年間13位のジュビロ磐田とアウェーゲームを戦う。YBCルヴァンカップに続き浦和が栄冠に輝くのか、注目の一戦が行われた。

 前半から磐田ゴールを脅かす浦和だが、GKカミンスキーの前にゴールを奪えず試合はスコアレスでハーフタイムを迎えた。ゴールが生まれないまま終盤に差し掛かった72分、MF駒井善成のクロスからFW武藤雄樹がヘディングで先制点。そのまま1−0で浦和が磐田を破った。

 そしてこの結果、浦和のセカンドステージ制覇が決定した。9月10日の第11節サガン鳥栖戦から6連勝し、タイトルを手中に収めている。また、年間順位でも勝ち点を73とし、2位川崎と1ポイント差ながら首位をキープ。王手をかけた状態で11月3日の最終節、横浜F・マリノス戦を迎えることになった。

 ファーストステージを3位で終えた浦和は、セカンドステージで開幕3連勝と最高の形で“再始動”。大宮アルディージャとの第4節、埼玉ダービーは2−2の引き分けに終わったものの、その後第8節までに7勝を挙げるなど安定して白星を積み上げてステージ首位に躍り出た。8月20日の川崎戦、同27日のヴィッセル神戸戦と立て続けに黒星を喫し一度はトップから陥落したが、翌11節のサガン鳥栖戦から破竹の6連勝。第12節からは1度も首位を明け渡さず優勝まで突っ走った。残り1試合を残してはいるが、ステージ34ゴールと11失点はいずれもリーグトップの記録で、圧倒的な強さを見せてチャンピオンに輝いた。

 浦和は次戦、セカンドステージ第17節で横浜FMをホームに迎える。ルヴァンカップ、J1・セカンドステージを制覇した浦和は、最終節で念願の年間優勝を達成できるだろうか。
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