日本代表が2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選で2位に浮上し、大会出場権獲得圏内に入った。
グループB3位の日本は15日に行われた第5戦で、首位サウジアラビアと対戦。清武弘嗣(セビージャ)のPK弾と原口元気(ヘルタ・ベルリン)の最終予選4戦連続ゴールで2点リードを奪うと、終了間際に失点を喫したが、2−1で勝利を収めた。
日本はサウジアラビアと勝ち点10で並んだものの、終盤の失点が響いて得失点差(サウジアラビア=4/日本=3)で暫定2位。勝ち点8でB組2位につけるオーストラリアが第5戦で引き分け以下だと、日本が2位浮上となる。
そのオーストラリアは、4連敗で最下位のタイと対戦。開始9分にミル・ジェディナクがPKを決めて先制したが、20分にティーラシン・デーンダーのゴールでタイに同点とされ、1−1で折り返す。後半に入り、57分に同じくティーラシン・デーンダーにPKを決められて逆転を許したが、65分に再びジェディナクがPKを成功させて同点。そのまま試合は2−2で終了し、豪州は痛恨の引き分けで勝ち点1の獲得にとどまった。
その結果、日本がW杯出場圏内の2位に浮上。オーストラリアは勝ち点9で3位に後退した。