守備の栄誉「三井ゴールデン・グラブ賞」受賞者が決定!パ・一塁手は異例の“両者受賞”

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2020年12月18日 15:30  ベースボールキング

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ベースボールキング

千賀と甲斐のバッテリーは2年連続の“コンビ受賞”に (C) Kyodo News
◆ 今年の“守備のベストナイン”が決定!

 プロ野球における守備の栄誉『第49回 三井ゴールデン・グラブ賞』の受賞者が決定。華麗な守備で今季のセ・パ両リーグを彩った名手たち18名が選出された。


 今年も球団別の最多は日本一4連覇を成し遂げたソフトバンクの4名。千賀滉大と甲斐拓也のバッテリーは昨年に続いて2年連続の受賞となり、同一バッテリーによる2年連続の受賞はパ・リーグ史上4度目の快挙だ。

 また、一塁手部門は異例の同数決着となり、ソフトバンクの中村晃と日本ハムの中田翔が異例の“両者受賞”。ちなみに、この2名の77票に次ぐ3位がロッテの井上晴哉で、ここも実は75票。史上稀に見る大混戦であった。


 セ・リーグでは、二塁手として史上初の「守備率10割」を記録した広島の菊池涼介が全体最多の283票を集めて8年連続の受賞。

 また、外野手部門でヤクルトの青木宣親が入り、実に9年ぶりの受賞。「38歳9カ月」での受賞は「38歳6カ月」だった2015年の福留孝介(当時は阪神所属)を抜いて、両リーグの外野手最年長での受賞となり、また「9年ぶり」も、この時の福留と並ぶ最長ブランクでの受賞となった。


◆ 「第49回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞者

▼ 投手(有資格:パ29名/セ30名)
【パ】千賀滉大(ソフトバンク) ☆2年連続2回目
【セ】菅野智之(巨人) ☆2年ぶり4回目


▼ 捕手(有資格:パ7名/セ6名)
【パ】甲斐拓也(ソフトバンク) ☆4年連続4回目
【セ】梅野隆太郎(阪神) ☆3年連続3回目

▼ 一塁手(有資格:パ6名/セ8名)
【パ】中村 晃(ソフトバンク) ☆初受賞
【パ】中田 翔(日本ハム) ☆2年ぶり4回目
【セ】ダヤン・ビシエド(中日) ☆初受賞

▼ 二塁手(有資格:パ6名/セ5名)
【パ】外崎修汰(西武) ☆初受賞
【セ】菊池涼介(広島)☆8年連続8回目

▼ 三塁手(有資格:パ4名/セ5名)
【パ】鈴木大地(楽天) ☆初受賞
【セ】高橋周平(中日) ☆2年連続2回目

▼ 遊撃手(有資格:パ6名/セ8名)
【パ】源田壮亮(西武) ☆3年連続3回目
【セ】坂本勇人(巨人) ☆2年連続4回目

▼ 外野手(有資格:パ18名/セ17名)
【パ】柳田悠岐(ソフトバンク) ☆2年ぶり5回目
【パ】大田泰示(日本ハム) ☆初受賞
【パ】西川遥輝(日本ハム) ☆4年連続4回目

【セ】鈴木誠也(広島) ☆2年連続4回目
【セ】大島洋平(中日) ☆3年連続8回目
【セ】青木宣親(ヤクルト) ☆9年ぶり7回目


◆ 394名の記者投票で決定

 シーズンを通して卓越した守備によりチームに貢献し、プロの技術を発揮したプレーを基準として、セントラル・リーグ、パシフィック・リーグそれぞれ、各ポジションから9名を選出する「守備のベストナイン」=『三井ゴールデン・グラブ賞』。

 セ・パ両リーグの第三者公式表彰として制定され、メンバーは新聞・通信・テレビ・ラジオ各媒体の現場取材歴5年以上のプロ野球担当記者による投票で選出。第49回となる今年は、114社・394名の記者投票により決定した。

 表彰式は同日、都内ホテルにて開催され、受賞選手には、選手それぞれが愛用するグラブをかたどった三井ゴールデン・グラブ賞トロフィーと賞金50万円が贈られた。

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  • 「今季のセ・パ両リーグを彩った名手たち18名が…」,いや,記事で言及してるとおり,19名だと思うぞ.
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