阪神・藤浪が118日ぶり先発も3敗目 齊藤明雄氏「良い藤浪と悪い藤浪が…」

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2021年08月20日 06:54  ベースボールキング

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阪神・藤浪晋太郎
◆ フォームの変化を指摘

 阪神は連勝が4で止まり同一カード3連勝ならず。4月23日・DeNA戦(甲子園)以来118日ぶりに先発した藤浪晋太郎投手(27)は、5回途中8安打3四球4失点で降板し今季3敗目を喫した。

 藤浪は初回先頭の桑原将志に右安打で出塁を許すと、ストレートが抜けたワイルドピッチでピンチを招き、2番・森敬斗、3番・佐野恵太に連続適時打を打たれ2失点。2回一死満塁のピンチを切り抜け、3回は三者凡退と立ち直る兆しを見せたかに思われたが、同点の5回に四球をきっかけにピンチを招き、柴田竜拓に153キロのストレートを中前へ弾き返され2失点。勝ち越し打を許して降板した。

 久々の先発マウンドは4回2/3(102球)を投げて8安打4失点、5三振3四球。先発ローテーション定着へアピールを目指したマウンドは、明暗わかれるイニングが続いた。

 藤浪の投球について、19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた齊藤明雄さんは「良い藤浪と悪い藤浪が試合中に出てしまった」とコメント。

 先発ローテーション定着へのアピールとしては、評価が難しい投球内容だったが、齊藤さんは「私は(先発でも)使えると思う。3回のピッチングフォームで投げられればいいんじゃないか」と“良い藤浪”を評価。

 「変な力みが出てしまっている」と投球フォームの変化から制球を乱していた点を指摘し、「立ち上がりは腕を横に振ってしまっていて、3回は縦に振れていた。もう少しキャッチボールから肘の角度を考えてやれば、フォームも固まって藤浪らしいピッチングができるのでは」と今後の活躍に期待を込めた。

 今季の藤浪は開幕投手を託されたものの、4月23日・DeNA戦(甲子園)の先発登板を最後に二軍調整を経てリリーフへ配置転換。五輪期間中に先発へ再転向していた。シーズン終盤には優勝争いが控えているだけに、今後の起用法に注目が集まる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


【動画】藤浪が先発するも3敗目…DeNA戦ハイライト
2021.8.19
試合ハイライト【DeNA vs 阪神】#baystars pic.twitter.com/UaGq5SSJ8B— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) August 19, 2021

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