前回からの続き。次男ヨウタの壮絶な反抗期に限界を感じ、「お母さん辞めてやる!」と家出をした私。ビジネスホテルに泊まりながらも、結局考えてしまうのは家族のことでした。たくさんの想い出が詰まった「育児」を振り返りながら、ヨウタから暴言を吐かれる現実とのギャップに悲しくなってしまいます。
友人の言葉は正しかったです。母親が子どもから逃げ出してしまうなんて、やはり情けない話だったかもしれません。私も何度も後悔しました。ただあのときの私には、それしか逃げ道はありませんでした。けれど「逃げ道」を探すこと自体が間違っていたのでしょうか……? 友人の言葉は私の心の「痛いところ」と突いてきました。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・まゆか! 編集・木村亜希